ハードディスクレコーダーDMR-HRT300-Sを注文してみた

Panasonicから6月にフォトレコーダーDMR-HRT300-Sというのが発表されていた。

本製品は、写真を取り込み活用することで、写真の楽しみ方を広げるレコーダーです。
SD/USBやDLNA機器からの取込、さらにスマートフォンを充電するとワイヤレスでスマートフォンに撮り貯めた写真を自動で取り込むことができます。
また無接点充電規格「Qi」(チー)に準拠していますので、Qi対応のスマートフォンであればフォトレコーダーに置くだけで充電も、写真の取り込みもできます。
取り込んだ写真から自動的にショートムービーを作成する、“おまかせクリップ”機能を搭載し、作成後はSNSなどのWebサービスへの送信も可能です。
さらに自動送信設定を行うと、スマートフォンを充電すれば、「写真の取り込み」「ショートムービーの作成」「Webサービス送信」のすべてが自動で行えます。
さらに、ネットに繋げば「もっとTV」 「ビエラ・コネクト」などのインターネットサービスもお楽しみいただけます。

http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn120604-2/jn120604-2.html

まったくなにがやりたいのか伝わってこない。スマホの写真を選んでSNSに送るのが面倒だと感じる原因の殆どは端末や通信速度が遅いせいなんじゃないのかと思うのだが。多分それを解消するための自動送信設定なんだろうとは思うが、スマホの写真なんてたくさんありすぎて全部自動送信する奴なんて殆ど居ないだろう。実際にためしてみるとこれは凄く便利な代物なのかもしれないが買ってないからわからないという状態が続いていた。


一方で、この商品は実体としては光学ドライブのないDIGAであり、地上波BSCSの番組を録画できてHDMIDLNA経由で再生できるというものなのである。DLNA経由を考えた場合に無線LANが標準でついているのはありがたいと思うが、これまでの安いDIGAは無線LANが標準ではついておらず1万円くらいするアダプタが必要だった。さらに筺体がコンパクトだということを考えれば多少は魅力的だ。


なのでちょっと気になっていた。そして発売当初6万円ほどしていたこの商品が今朝見ると17000円くらいになっていたので試しに注文してみた。撮り溜めた写真を保存するハードディスクというコンセプトの機械は他にもバッファローの「おもいでばこ」などがあるが、こういうジャンルに意味があるのかどうか試してみたいと思う。うちのPS3にはすでに4000枚を超える写真が格納されていて、見たい写真を選ぶのが面倒こなりつつある。こういった商品で500GBを写真で埋めたときにどれくらい使えるものなのか。