グランツーリスモPSPとかPSPの性能の低さとか

昨日電器屋に寄ったらグランツーリスモ PSP®版が発売されてて買ってしまおうかと思ったが躊躇した。
家に帰って調べてみたら、収録車種一覧が殆どGT4と変わらない感じで、これではとても買う気になれないと思った。
http://www.gran-turismo.com/local/jp/data1/products/gtpsp/carlist_jp.html
07年のフィット・デミオがないのはともかく(個人的には非常に残念だけど)、これだけ09年初頭から話題になってきた新型プリウスインサイトが今発売されるゲームに収録されていないというのは許されるものなのだろうか。


ネットでの評価では

  • GTモードなし
  • レースに自車含めて4台しか出ないってのがショボい
  • グラフィックがショボぃ

といったあたりがマイナスポイントのようだった。
どういう事情があったのかはわからないけど、こんな内容なら、まともにやってれば05年に出せたのではないかと言う気がする。たぶん当時の判断では「こんな内容では発売できん」とかなってたけど、今ではなぜかクオリティの敷居が下がって「もうこのままでリリースしちゃえ」ってなったんじゃないかという気がする。それは最悪のパターンだ。


それはそうと上記3点の評価のうち下2点はPSPのハード性能の低さが原因になっている。
PSP go!が発売された欧州でもハード性能の低さはネックになっているようだ。


特に下記のUKのShopToという大手小売の発言を引用した記事でそう感じた。

実際のところはPSP Goそのものについても問題を感じているようです。

到着前ながら、このフォーマットはすでにほとんど死んでいるような感じがするのです。PSP Goは、(ディスク製品ではなく)ダウンロードコンテンツへお金を払おうという消費者が多くいることが大前提。この市場は、ハードウェアの技術的制約から、たいした盛り上がりを見せないのでは、と感じています。

http://gs.inside-games.jp/news/202/20255.html

この記事全体は「ダウンロード主体という方向性にショップが反発」というトーンだから無視されやすいけど、この引用部分については、「そもそもPSPの性能が低すぎるからダウンロード販売も盛り上がらないだろ」という内容。まったくその通りだと思う。


そういえば最近PSPのupdateで追加されたSenseMe channelsを使ってみたんだけど、フレームレートが低いUIのせいでかなり魅力に欠ける出来栄えだった。任天堂はちゃんとDSiでCPU性能とメモリ容量を上げてきているが、PSP go!でそのあたりの手がちゃんと打ててなかったら本当ダメだよ…。あるいはPSP go!はGBMicroのような位置づけなのかどちらか。