3DSについて考えたりしている

たまに3DSについて考える。今「3DSは別に欲しくない」って言う人が結構居て、だから3DSはダメだ、と短絡的に考えてしまう人も居るようだ、そして個人的にはまだ自分にとってのキラーソフトがないから買ってないわけだが、僕はDSのときも同じでDSLiteが出るまで買ってなかったので、別に僕自身が3DSを今欲しくないからといって、それが「3DSはダメだ」ということを意味するわけではないのだ。


だいたい今の3DSは女性向きの色が存在しないし、どう考えても子供向きのデザインに見えるので欲しくなくて当然だろう。


ただ、今後何がでてくれば3DSを欲しくなるかと考えてみるとどうにもよくわからない。
たとえば僕はアメーバをちょっとやっているので、ピグライフが出先でできるようになったらそれをきっかけに3DSを買うかもしれないとは思うが、しかしアメーバやGREEのゲームが3DSでできたとしても、そのゲームプラットフォームは3DSではなくアメーバやGREEのサーバーに相変わらずあるわけで、あまり任天堂にとって嬉しい展開ではないようにも思える。そしてスマートフォンiPod touchとも差別化できない。


だからといってソーシャル系のいろいろなことができる機能を3DS内に作りこむのは結構しんどいと思う。Miiやブラウザがあるので個々のモジュールとしては存在しているような気がするが、それをうまく統合させてひとつの世界を構築した上でゲームコンテンツと連携させる必要がある。しかしそれこそがいま求められているゲームアプリのラットフォームなのであるからそこに向かっていくしかないんじゃないか。そういったところに一番近い位置にあるのがトモダチコレクションのような気がするので、あれの続編を作ってる人は大変なんじゃないかな。


10000円値下げということだが15000円で売っても原価割れや逆ザヤにはなっていないと思う。もともと25000円が(任天堂の携帯ゲーム機としては)高すぎたのだと思う。最初から15000円にしとけば爆発的に売れたかもしれないのに残念だ。25000円という比較的高い値付けをした理由として、「AppStoreやソーシャルゲームでゲームは安かったりタダになったりしてきているので、これまでみたいにゲームソフトが5000円で売れる時代ではなくなって、ダウンロードソフトだけでやっていかないといけなくなるかも」という危機感があったんじゃないかと疑ってしまう。ほとんどのゲームが500円ダウンロード、という状況になっても任天堂は多分やっていけるんだと思う。


ただ、そういうライトユーザ向けのゲームをたくさん売りたいなら、もっとメニューからのソフトの起動や、ソフト終了してメニューに戻る動作を機敏にしてくれないと困る。遅いのはRAMが少ないせいじゃないのか。そもそもこの時代にどうして64MBしかRAMが積まれてないのか。256MB積んでメニューとブラウザに192MB使ったらいいじゃないか。でもそんな構成のゲーム機がでてきたら、僕がサードパーティだったら怒るような気がするけど(ゲームはおまけか!?みたいに思っちゃうから)。