Windows Vista RC1をインストールしてみた

2日くらい使ってみた感想。

  • β2ではCygwinが使えなかったりしていたが今回は使える。その他いろいろ不具合があったソフトは軒並み動作するようになっているような気がする。tclockみたいなヤバそうな奴ですら動いてくれる。これはすごいと思った。
  • 結局SleipnirとかJaneStyleとかtcshを使っているのでVistaになったから使い方が変わることも全然なかったり。
  • 新しいフォントのメイリオ。あんまり好きじゃないなぁ。この種のフォントを使うにはもうちょっと解像度の高い(20インチで2560x1920、みたいな)ディスプレイが必要な気がする。単純にVerdanaよりTahomaのほうが好きだからかもしれない。
  • 今のウチのPC(AthlonXP1500MHz/RAM1GB/GeForceFX5700LE128MB)でもそれなりにAeroが動く。でも2k/XPに比べるとキーをたたいてから画面に出るまでに数フレーム遅延することが気になる。tcshでも、Teratermでもその遅延はMacOSXと同じような雰囲気。Win2k/XPラインバッファーのスプライトで作られたシューティングだとするとこっちはフレームバッファベースでトリプルバッファのシューティングみたいなそんな遅延。これがAeroのアーキでは必然的に起こることなのか単にマシンが遅いだけなのかはわかんない。
  • そんなわけで微妙なUIの違いもあって使っているとMacOSXを使っているような気分になる。ウインドウの「X」ボタンをクリックしてもアプリが終了しないのではないかと思ってしまう。今回Windows Media Playerが「X」ボタンをクリックしても終了しない仕様になっていることがこれに拍車をかけている(WMPを終了させるにはどうすればいいのか今でもわからないままだ)。
  • Aeroを切るといっきに遅延の問題はなくなってこれまでのWindowsXPのような挙動になる。この二つを両立させるのは難しかったのではないだろうかと思う。これはこれでいいんだけどやっぱりAeroじゃないとほかのアプリとのデザインの統一感が崩れていまいちな感じがする。
  • そんなわけでウチのマシンの非力さもあって、速度はβ2のときと比べてそんなに劇的に速くなったとは思わなかった。β2はインストール直後にAutomaticDefragが動きだしてそれが強烈に重かったのだがAutomaticDefragを無効にしてれば言われるほどは重くないと思っていた。今回も同じ印象。
  • まだ開発系のツールは全然入れてないのでそのへんはわからん。


まあ、常用するにはほんのちょっとだけマシンが非力な感じだが、どうしようかなぁ。このまま使い続けてもいいような気がするし。もうちょっと使い続けてみてから考えようかな。