SH902iとW-ZERO3の完成度の違いについて

SH902iをじっくり触る機会に恵まれた。
あまりの完成度の高さに衝撃を受けた。
いろいろ変なことをしてもおかしな動作になったりしない。


たとえば、
「イヤホンで音楽を聴きながらカメラを使うと、
 シャッター音がなっている間、音楽もスピーカーから流れてしまう」
とか、
「動作中に縦横切り替えするとダイアログが出て終了するはずのアプリなのに、
 別のダイアログ表示中に縦横切り替えが発生すると
 本来出るべきダイアログが出ないまま動き続けてしまう」
みたいな間抜けな挙動が、
SH902iには全くといっていいほどなく、W-ZERO3にはいっぱいあるわけだ。


で、この品質に雲泥の差がある2機種が、
どっちもバカ売れしているというのが堪らん。しかも全然違う層に。


SH902iをここまで作りこむ一方で、
W-ZERO3はここまでの品質でとりあえず出しちゃえ
ってすることができる、
つまりターゲット層に見合った品質ってのがちゃんとできるってのは凄いと思う。
どんな人がどんな風に判断しているのか。