GPD microPCのファンを復活させた

以前ファンが壊れて(というかファンのコネクタがマザーボードからもげて回らなくなってしまって)以来ファンレス運用を強いられていたGPD microPCだが、Windows 11 insider previewを入れるとめちゃくちゃ重くてどうしようかと思っていた。ファン壊れたときの顛末は下記。

GPD microPCのファンが壊れてピンチ - naoya2kの日記

 

重いのが、ファンが動かないせいなのか、Windows11が根本的に遅すぎるだけなのかわからないまま何度かpreviewのアップデートを行いつつ、どうにかならないかなといろいろ探っていたのだが、テスターでいろいろなところの電圧を測っていたところ、コネクタのそばにある二つの少しおおきめの丸いランドが、ファンのコネクタと同じ働きをしてくれることを発見した。

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これは健全なGPD microPCの基板。橙色で囲ったところのランドがファンのコネクタと同じっぽい

ファンのスイッチをautoにすると5Vが流れて、offにすると0Vになり、スリープになっても0Vになる。ここにファンの赤と黒のリード線を直接接続するようにはんだ付けしたらファンが動くようになった。

 

ところでヒンジはあのあと何度直しても、ヒンジの硬さを保ったままでは壊れてくる状況になってしまったので、ヒンジの硬さをなんとか維持するのはあきらめてグラグラな状態で我慢することにしている。Jasper Lakeでいい機種が出てこないかと期待していたのだけど、Cerence N5100を搭載したコンパクトなノートPCなど全く立ち上がってこないし、こんな状況ではUMPC的なものにN5100が降りてくるのは当分先になるだろう。そもそもWindows11のシステム要件に9インチ以上の画面という条件があるために小さいマシンを作れないのかもしれない。

個人的に軽くてキーボードがまともな配列だったら別に10インチでも構わないんだけどな。

専門家が夏に開催するって決めてみんな賛成したのに、アスリート以外の誰がオリンピックに向いていないって反論できるんです?

バッハ会長は「東京オリンピックの実現には犠牲が必要だ」と言っていた。そのSacrificeというワードに一番あてはまるのは日本国民だが、そこにはアスリートも含まれていたということだ。こんな伏線が用意されていたとは気づかなかったぜ。

 

english.kyodonews.net

 

news.yahoo.co.jp

 

記事は日本が開催地に立候補した際に「この時期の東京は穏やかで晴れた日が多く、アスリートが最高の力を発揮する上で理想的な天候である」と主張していたことを指摘。「穏やか? 理想的? 7月のこの東京が?」と強烈に皮肉った上で、「日本はそれが嘘だと知っていた。東京に住んでいる人間なら、真夏の気候が『穏やか』でも『理想的』でもないことは誰でも知っている」 

 

僕は神奈川に住んでいて、僕個人としては東京の真夏の気候が「穏やか」でも「理想的」でもないと思っている。でも僕はこれまで、僕のことを知らないやつがそいつの狭い了見で僕に関する何かを決めつけてくることにめちゃくちゃムカついていたので、自分が専門家じゃない部分について、専門家がほぼ一致して言っているようなことは、疑いつつも一度は素直に信じてみるべきだと思っている。この「理想的な天候だ」という言葉を綴ったJOCはバカどもだったのかもしれないが、でもIOCの偉い人がそれを評価するときにはちゃんと完璧にファクトチェックをしたに決まっているのだ。だから、僕は「この7月の気候でオリンピックなんてありえないって思うんだけど、それは僕がアスリートじゃないからで、きっとアスリートには、これが理想的な天候なんだろうなー」と無邪気に信じることにした。

 

たとえば大人にとってハチミツはなにやら健康的な食べ物だけど、赤ん坊に与えてはいけない危険な食べ物だし、関西人の半数にとっては最高にマズい納豆という食べ物は関東の民にはおいしい食べ物だし、一部の人にとってはまずくて食べれたものじゃないというカップ麺を僕の子供はめちゃくちゃ好んで食べている。それと同じで、世の中のアスリートという人種にとってはこの気温32℃で湿度80%という環境でも理想的なのかもしれないじゃないか。世界トップクラスのひとたちを自分たちの尺度で捉えるなんておこがましいじゃん。

 

そして2018年の夏は記録的な暑さだった。

2018年の猛暑 (日本) - Wikipedia

もうリオのオリンピックも終わり次は東京なんだからIOCの偉い人達も東京の夏の気候に注目しているはず。このタイミングで猛暑が来て、2018年7月23日には東京都心で最高気温39℃が記録された。これを理由にスケジュールを10月にずらすことは十分に可能だったと思うが、IOCJOCは夏の開催の計画をあきらめなかったしアスリートたちも特に大きな反対をすることはなかった。だからもうとにかくやってみろよとしか言いようがないし、「お前らは自分たちが痛い目を見ないとわかんないんだから最後まで死ぬ気でやれよ」と言いたい気分がめちゃくちゃあるんだけどでも真面目な人が死ぬ気でやったら死んでしまうのでそれはダメだ。

 

 

「僕らに我慢させて開催したんだろ。だからあんたらが数日暑いのを我慢するのなんて、そりゃ当然だろう…」って、みんなが思っちゃうような状態になってしまっているじゃないか。これがもしアスリートの大半が「俺たちにはこの暑さこそが最適な気候何だぜ!!」ではなくて、「いや、俺もこの暑さはダメだと思ってたんだけど、言い出せる空気じゃなかったんだ」みたいな感じなんだったら、それはまるっきり敗戦間近の大日本帝国のような雰囲気だ。こういうのが平和の祭典っていうんだからすごいよな。なぜそれを言えなかったのか、どうして正しい判断が下されなかったのかについてはちゃんと調査して公表してほしいよな。多額の税金を使ってるんだから。

タイムゾーン関連のややこしいUIの例

下記のエントリが少し話題になっていた。

タイムゾーン呪いの書 (知識編)

タイムゾーン呪いの書 (実装編)

タイムゾーン呪いの書 (Java 編)

タイムゾーンにはUIをどうするかという問題がつきまとうことがあるということを常々思っており、それは知識編にあるべきだと思っていたが実装編の「確定した過去の時刻か? 未来に予定された時刻か?」という部分にいろいろ書かれていた。

具体例として僕がこれまで見てきた面倒くさそうなトピックをここに残しておく。

 

メールなどの受信時刻の表示

MUAなどでメールの一覧が出るとき、受信時刻が表示されることが多い。一覧に表示されなくても詳細画面には表示されているだろう。通常のMUAでは内部では受信時刻はたぶんUTCで保存されていて、それを表示するときにローカルなタイムゾーンに戻して表示している。

だから、端末のタイムゾーンを変更すると、これまでに受信したメールの受信時刻表示が一斉に切り替わるというような挙動になっているものがほとんどである。

 

しかし僕がiモード端末の開発を行っていたときのFOMA 端末のメール機能の担当は、このような動きは一般の消費者には理解できないと判断したのか、「メールの受信時刻は、受信したときのローカルタイムで表示すること」仕様に決めた。

たとえば成田→シアトルの直行便、7月5日の18:00に成田を飛び立つとシアトルに着くのは現地時間では7月5日の11:00になる。当時のケータイではひっきりなしにメールが来ることは普通にあったので、表示される時刻の順でソートしてはいけないことになる。

受信したときのタイムオフセットとUTCを保存して、表示時にそのタイムオフセットを計算して表示するか、受信したときのローカルタイムとUTCを保存しておく方式とどちらがいいかの話になったとき、ユーザーの要求が「受信したときの時刻を維持してくれ」だったので後者のほうが素直に要求仕様に従っている、ということで後者を推奨した記憶がある。僕はそのころメインはiアプリ担当だったので最終的にどちらの実装になったのかは知らない。

 

現在と違うタイムゾーンの予定時刻を表示しないといけない場合

これは難しい。たとえばカーナビで設定した経路がタイムゾーンの境界をまたがるとき、到着予定時刻をどちらの時刻で表示すべきか。飛行機では現地のローカルタイムでの現在時刻と、その現地での到着予定時刻を並べて表示することで理解を促している。

 

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定期的な予定

フランスのパリのスケジューラで夏に毎週月曜日AM8:00開始のスケジュールを入れた。これは日本では15:00開始である。サマータイムをまたがったときにどうなるべきか。当然サマータイムをまたがる現地では冬になってもAM8:00のままであり、だからこの予定を日本のタイムゾーンで見ると、10月までは毎週15:00だが10月最終週からいきなり毎週16:00にスケジュールが入っていることになる。

一方で日本で同じ時刻(毎週15:00開始)に繰り返しスケジュールを入れた場合、日本では10月以降も15:00開始は変わらず、パリ側ではAM8:00開始の予定が、10月最終週以降はAM7:00開始になる。

iPhoneのカレンダーアプリではこれが正しく実装されており、繰り返し予定の詳細を確認するといまのローカルタイムでの予定時刻と、その予定が入力されたタイムゾーンでの時刻の両方が表示される。丁寧に正しく作られている。

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iPhoneのカレンダーに定期的なスケジュールを入れ、違うタイムゾーンで詳細確認した様子。

 

夏時間をまたがるタイムテーブル

BBCのタイムテーブルを見るとこのようになっていた。このようなケースがあるということがUI仕様として周知されていない場合、「なぜ実装がそのように複雑になるのか」「サマータイムなど、OSが対応していればちゃんとしたプログラムであれば何もしなくても対応できるはずだ」と怒られたり、要らぬバグチケットが切られたりする現象が発生する。

 

BBC News Channel - Schedules, 19 - 25 October 2020

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BBCの2020年10月25日(夏時間が終わる日)を含む番組表

 

OK Google。明日のハンガリーの天気は?」

僕は7/4の日本時間の午前中早い時刻にこれを言った。Google Homeの回答は「今夜のハンガリーは、…」だった。その「今夜」が7/3の夜のことなのか、7/4の夜のことなのかはよくわからなかった。

「動画を2倍速で見る」のルーツはスト2

そんなわけないだろ > タイトル。でもスト2でボタンを押している時だけ倍速でデモが流れるのを見て、ちょっと斬新だと思ったのは確か。

 

 

ストリートファイター2の稼働開始日は1991年2月14日、そして三洋電機から2倍速時短ビデオが最初に発売されたのは1991年の秋ごろ。スト2より前になにかあったかというと、PCゲームであればウエイトを設定できるゲームはたくさんあった。ザナドゥの98版はCtrl+Wで速度を変更できたと思うし、ロマンシアはF1キーかなにかで速度を9か10段階に調節できたし、イースはCAPSを押している間だけ高速に動いた。ボタンを押すとデモが飛ばせるゲームもたくさんあったと思う。でもスト2はなんだか、それとは違う、ちゃんとデモの時間を割とギリギリまでケチっているはずのアーケードゲームで、ボタンを押すとデモを飛ばすのではなく倍速になるというところが、なんかよかった。しかもエンディングのスタッフロールもすごい勢いで流れる。ゆっくり余韻を感じたい人は等速で見ればいいし、もうどうでもいいって人は倍速で見ればいい。

 

しかし、スト2のボーナスカウントとか、ステージ間の飛行機が移動する画面とかは、「等速はクリエイター側が完璧に調整したテンポのはず」とはとても思えないくらいノロマである。こんなのが最適な速度とは全く思えない。何度も同じようなシーンを見たときにダレないようにとか、ゲームへの慣れ度合いによって最適な速度が違ってくるので選べるようにだとかそういう理由もある。でもだったら映像作品であっても同じことが言えるんじゃないのか。

もちろん等倍で見てほしい映画はいっぱいある。でも、どんな映像作品も等倍で見るべきなんてのは、スト2のタイムボーナスカウント画面とかをボタンを押して倍速にせず、等倍で見続けた人だけができる主張だと思う。僕にはできない。

熱いものを左手で扱うと疲れやすいという話

ここにあった話

slib.net

この中で下記の部分が目を引いた。このような話はこれまで聞いたことがなかった。

人類が火を使う場面で、特に心臓への負担を軽減するため、右手を使うようになり、右利きの人間が大多数となった、との説明を採用したい。

筆者は左利きだが、火を扱うのに左手を使うと、熱が早めに身体に回り、体調が悪くなる事を発見している。例えば手で火をつけ、持ったまま楽しむ花火を扱う場合、左手でなく右手を使いがちである。また洋服にアイロンをかける際、左手を使うと、早めに熱が上半身に回り、疲れやすい。他方、右手にアイロンを持ち替えると、作業が途端に楽になり、長続きするのである。

 

これは「筆者が左利きだから、左手で熱を持つものを使うと疲れやすい」というのではなく「人間の構造上、左手で熱を持つものを使うと疲れやすいから、人間は右利きになった」という意味である、

 

 

さて、そうなると気になるのがノートパソコンの熱についてである。伝統的にパナソニックレッツノートの小さいモデルは左側が熱くなるものが多かった。キーボードの中央が左よりにあり、そのためポインティングデバイスも本体の中央よりも左側にオフセットして配置されるので、筐体右下側はちょうど2.5インチHDDを格納できるスペースを作れるが左側にはそれだけのスペースが確保できないからだった。とはいえmini系のシリーズの初代であるAL-N4やCF-M32は左パームレストの下側からキーボードの左側の下に縦方向にHDDが置かれていたり、CF-R1はキーボードのどまんなかにCPUが置かれいたりするので例外はある。

 

 

いま仕事で使っているのはレッツノートのSZシリーズなんだけど、これはCPUが右側に配置されていて右側が熱くなるというレッツノートとしては珍しいやつだ。S系のものは光学ドライブがつくオプションがあり、そのドライブは従来は右側パームレスト下に格納されるシェルドライブであることがSシリーズのアイデンティティみたいになっていたので基本的にはR系と同様にCPUは左側に配置されていた(SXシリーズはHDDの下にCPUがあったので使っていて左手は熱くならなかったかもしれない)。SZになって突如シェルドライブを廃止して光学ドライブが中央に配置され、その両側にHDDとメイン基板とHDDが配置されることになったときに、どういうデザイン判断があったのかはわからないがメイン基板が右側になった。SVではまたCPUが左側に来ている。

 

CPUの位置の左右がどれくらい使ったときの疲れやすさに影響しているのかはちょっと気になる。

故障したと思ってたRX100がなにやら直った件

2012年に買って長らく愛用していたDSC-RX100というデジカメだが、2019年の初頭頃からどうも特定のユースケースにおいてシャッターボタンを半押しするとブーンという音が鳴るようになってしまい、これは壊れたなと思っていた。

 

特定のユースケースというのはカメラを水平かそれより下向きに持ち、ズームをある程度以上の望遠にしたときだった。カメラを上に向けると鳴らないのだ。だからこれは何か機構的におかしなことが発生してしまったのだろうなと思った。最近になってカメラケースがなぜか狭く感じるようになり、もう使わないなら捨ててしまうかな…と思って手に取ってみると、望遠じゃなくても、ある程度上に向けても音がなるような感じで、症状がひどくなっていた。

 

 

もう分解してどこがおかしいか確認してやろうと思っていろいろググっていると、RX100のファームウェアアップデートが提供されていて、しかもその内容が…

RX100のアップデータ

http://support.d-imaging.sony.co.jp/www/cscs/update/?cat=dsc

 

オートフォーカス時に、まれに異音を伴うレンズの振動を感じる場合がある症状を改善しました。」って、そのままやないかい!

ということで、アップデータをダウンロードして、ファームウェアをアップデートしたら…

 

直りました。

 

 

この2年間はなんだったんだ…

 

 

なので、しばらく、またRX100を使うことになりそうです。本当は新しいカメラが欲しいんよ。。でも新しいのはでかくて重いんだよ。。この初代RX100並の大きさのやつをもう一度出してくださいお願いします。

東京五輪というデスマーチ

2017年の春に母が関東に来ることがあり、そこで自分の仕事の状況などを話したりした。ちょうどそのとき神戸製鋼三菱マテリアルあたりで品質データの偽装が話題になっていたのだけど、僕は「ああいう偽装はいまの日本ならどこででも発生する可能性があって、珍しくないかもしれない」と話した。

「そもそもソフトウェアの世界では品質が不十分だとわかっていながら出荷してしまうことは日常的に発生している」

「自分たちの実力では不可能なことを求められていて、それが達成できないと赤字でリストラになってしまうようなとき、偽装して少し生き延びて、あとでバレてクビになるか、今すぐリストラかの2択のどっちを選ぶ? あと5年で定年とかそういうフェーズになってきたら前者を選ぶんじゃないか?」

「ましてや他社も偽装してるような雰囲気が感じ取れるような状況でそのずるいやつらと競争させられているときは…」

 

そして「特に大きなプロジェクトで完了時期が決まっていて簡単には遅らせることができないが、予算もリソースも限られている仕事はとても危険な状態になる。最近では東京オリンピックがやばい。あれは、すでに人が死んでるけど、最後にはもうあと何人も死ぬと思う」というようなことを話した。再度書いておくが2017年のことだ。

 

 

そう。東京オリンピックデスマーチプロジェクトなのだ。

 

デスマーチ - Wikipedia

ヨードンは、その著書『デスマーチ:なぜソフトウエア・プロジェクトは混乱するのか』で、デスマーチの定義を「プロジェクトのパラメータが正常値を50%以上超過したもの」もしくは「公正かつ客観的にプロジェクトのリスク分析(技術的要因の分析、人員の解析、法的分析、政治的要因の分析を含む)をした場合、失敗する確率が50 %を超えるもの」としており、具体的には以下のいずれかに該当するものと定めている。

  • 与えられた期間が、常識的な期間の半分以下である
  • エンジニアが通常必要な人数の半分以下である
  • 予算やその他のリソースが必要分に対して半分である
  • 機能や性能などの要求が倍以上である

 

「予算やその他のリソースが必要分に対して半分である」というところが一番ひっかかっているのではないかと思ったが、オリンピック組織委員会の予算を調べにいったところ、2016年末のV1予算から最新のV5予算で、「組織委員会及びその他の経費」の合計は16000億円→16440億円と大きく変化していなかった。

バージョン1(2016年12月発表時点)

組織委員会およびその他の経費

 

しかしながら個別の項目を見ると、「オペレーション」の項目については1000億円が1930億円と膨れており、当初の見積もりの甘さが目立っている。また、他の項目で当初見積もりから大幅に削減された項目がいくつもあるのだが、「合計の予算を当初のバージョン並みに抑える必要があるから削減プランを検討しろ」という号令がかかって削減した結果だったりするのではないかと疑心暗鬼になってしまう。

 

「与えられた期間が、常識的な期間の半分以下である」の項目も該当している可能性が高い。とにかく競技場その他のハードにしても、開催の具体的な在り方などについても正式な決定をするのが遅すぎると思う。オリパラアプリは73億円を新規のチームでソフトウェア開発を行うプロジェクトで、これの公示が昨年の12月だというのだから相当おかしい。

 

 

個人的には(もう遅いかもしれないが)「6月15日までに開催方針はっきりさせろや」とIOCに詰め寄って中止または無観客での開催を勝ち取ってとりあえず終わりにしてしまってほしい。再延期になるとこの地獄が1年余分に続くだけで余計な金がどんどん消費されてしまう気がする。