最近のモバイル系の製品

MacBook Pro

これは素晴しい。最近のノートPCに載っていたDDR4XではいまのTiger LakeやM1くらいのCPU/GPUにとってもメモリ帯域が厳しいように見えていた。デスクトップの内蔵GPUなんてずっとRAM帯域がボトルネックで性能が出ていない。だからM1以上にCPUもGPUもパワーアップさせるとRAM帯域がボトルネックになるのは当然で、それを解決するためにM1 PRO/MAXではちゃんとDRAMを統合チップのサブストレート上に実装して十分なメモリ帯域を確保してきた。統合によってRAM帯域のボトルネックが解消されててすごいと思うのはPS2のGraphics Synthesizer以来でありめちゃくちゃ正しい。Appleの、こういう、正しいことを正しくやるところはとても好きだ。

僕は買わないけど。

 

GPD Pocket 3

やっぱりキーボードがへちょいのとmicroPCやPocket2と比べて顕著に重くなっているのでこれは買えないなと思ってしまう。Pocket3の重量は725gで、GPD microPCの440gと比べると相当に重い。たとえば体重44kgの女性アイドルがかわいさで売っていたとして、その後継のアイドルが72.5kgだったとしたらどう思う? それはもう違うジャンルだろう?

 

BALMUDA Phone

これはNexus Sをつかっていた僕にはなつかしい感じの形である。でもそれだけだ…。

「最近のスマホには選択肢が少ない」と言っているが、Planet Computers があって、Unihertzがあって、各社から2つ折りとか2画面みたいな変態スマホが出ては消えしていて、という状況で、こいつの何が選択肢になるんだ??」と最初は思った。そりゃそうだ。

しかし「いまのスマホは画一的だ」というところを課題としつつ、イヤホンジャックがなくストラップホールもなく電池交換もできないという他のスマホと全く同じものを作ってきたというところ、たぶんそのへんは画一的でもよくて、デザインだけが重要、というような人に向けた端末なのだろうし、それはそれで別にいいんじゃないかという気がする。

とはいえ、僕がもしPixel4aを持ってなくて、次のちいさいAndroid端末を物色していたらこれを買ったか? と考えるとそれはないなと思う。たぶんMode1 Gripにしたはずだ。なんといっても性能は低いけどそれでも十分な性能だし、価格も4〜5分の1だ。Gripにはストラップホールもある。

【Hothotレビュー】2万2千円の細身スマホ「Mode1 GRIP」をレビュー。iPhone 13 miniよりも幅狭で持ちやすさ抜群 - PC Watch