中身のないプレゼンと小論文の話

頭良さそうにTED風プレゼンをする方法というのを見た。
これまで見たTEDの中で一番おもしろく役に立ちそうな話だった。

「聴衆に質問をする」「何か個人的なエピソードを披露する」
というテクニックから始まって、そのあとありがちなフレーズがいっぱい紹介されてて素晴らしかった。

「そうなんです。本当の話です」
「驚きです。これらはみんな本物の数字です」
「もしそうだったらどうします? すごくないですか?」
「もし私の話から何か学べるものがあるとしたら…」
「私が最初に言ったことを思い出してください。そして今聞いていることを考えて欲しいんです」
「最初は何もありませんでした。今は…」


それとは別に「大学教員を中心とした小論文・感想文批判 」というまとめがあって、そこに


小学校から「自分でできることを少しずつやることが大事だと思いました」「もう一度ふだんの生活を見直して,地球環境への意識を高めようと思います」みたいなことのオンパレード。
というのがあった。自分の子供が学校向けの感想文を書くのに困っるような年齢になってきたらとりあえず「個人的なエピソードを混ぜる」「自分でできることに結び付ける」みたいな感じで書けって教えればいいのかな。もちろんそんなことには意味はないのかもしれないけど、意味のない課題はさっさと片付けて欲しい。