コンパクトデジカメは消滅するらしいから今買っとけ、っていう話があるけど、そもそもすでにIXY410Fのような120gくらいで1/2.3インチの撮像素子を積んだカメラは消滅しつつある。
IXY410Fは2011年2月の発売なのでもう発売から4年経っているのだが、後継機種も殆ど性能変わらず、あるいはレンズ性能だけ見ると劣化というような状況が続いた後にシリーズ自体が消滅してしまった。
そもそも当該ジャンルはだいたい3万円〜5万円くらいの売価のゾーンであり、それが2万円未満に価格下落してきた時点で3万円台のシリーズを「普通のコンデジ」と定義して売れ筋を移動させないといけなかったはずだが、それを怠った挙句に「コンデジは価格下落が激しい→撤退すべき」「高級コンパクトデジカメが人気(ただしやっぱり売れ筋は3万円〜5万円台)」とか言ってるのはちょっと、他に言い方があるのではないかと思うんだけどどうなのかな。
今の売り手側の位置付けはこんな感じに見えている。
・PowerShot S120とかXQ1とか→「高級コンデジ」
・IXY150とか → 「普通のコンデジ」
しかしIXY150なんかは1/2.3インチCCDで、広角端でF3.2という微妙に暗いレンズ、これは例えば1/2.3裏面CMOSとF1.8のレンズを備えるXPERIA Z1とかと比べると断然劣っているように見えるし、実際に撮れた画を比べてもIXYのほうはイマイチだろうし、そんな劣っているものをわざわざ別に買ったりしないよなということなのではないか。
「一般人はスペックを比較しない」「画質なんて一般の人にはわからない」という以前にそもそもスペックでも画質でも負けてるのでダメだというだけだ。
僕としてはS120クラスのものをIXYブランドにして「高級なものはいらないんだけどそこそこ写るのがほしい」っていう一般層に売って欲しかったところだけどそうしていたらマシだったかと聞かれれば「わからん」としか言いようがない。
僕はLF1は好きなんだけどな… むしろあれの白とかピンク色とか出してメイン機にすべきだとすら思うくらいで…
1:10 AM - 28 Sep 2013
高級コンデジクラスよりもエントリーミラーレスのほうが売れてるという話。高級コンデジは黒一色だけどミラーレスには白とかピンクとかがあるんだよね。
あ、でもニコンP340には白があるよな…でもあの白はなぜかダサいんだよなあ…
