さようならBK623

IN-WINのBK623というPCケースを長らく使っていた。いや実は2年ほど前に小さいITXケースを買ってたんだけど外付けGPUとか入れたくてまたBK623に戻したりしていたが、もうGPUはいったんつけない方向にすることにしてBK623を処分することにした。


BK623を買ったのは2007年の秋で、6年後まで使っていたのはともかく7年近くたった今でも現役で販売が続いているほどのメジャーな製品になるとは全く思っていなかった。とはいえ今年に入ってからはずいぶん取扱いが減ってきているので多少さみしい気もする。10年続いてグッドデザイン賞のロングライフデザイン部門への応募資格が得られるかと思ったのに残念。


買ったときのことは d:id:naoya2k:20071024:p1 に書いていたが、当時はとにかくケースの中の狭さに苦労したのを覚えている。しかしその前に買ったMicroATXケース(星野のMT-PRO700)でもいろいろケーブルの取り回しがしんどいなと思ったような気もする。でもとにかくBK623は省スペースが売りなだけあってやたらと狭く感じた。
しかし年月が経つと慣れてきて別に普通だと感じはじめ、むしろ空きスペースが目立つじゃないかとすら思うようになってきた。さらにマザーを買い替えてMINI-ITXになり、それに薄型CPUクーラーなどを付けた日にはもうスカスカである。


常用するPCケースは同じIN-WINのBQ656になった(しかし電源とドライブの温度が不安)。筐体内部はかなり狭い感じだったがきれいにまとめることができていて、ただもしBK623を使っていなくていきなりこれだったらつらかっただろうなと思う。