新しいフィットの概要が発表されてた。9月発売らしい。
個人的に2007年のフィットに乗っているのだけど不満はあまりない。空気抵抗がでかくて高速で燃費が下がったり風切り音がひたすらうるさいこと、アイドリングストップがないので赤信号にひっかかりまくっていると燃費が低下しまくるのが2大不満であり、後者は2010年のハイブリッドで改善されたと思う。
なのでエクステリアは空気抵抗を減らすことがなにより新型に求められており、それが「写真うつりが悪い」といわれるデザインに繋がっているんだろうという気がする。一番目玉になる1.5Lハイブリッドのデュアルクラッチトランスミッションへの異常な気合の入り具合も気になるが、エントリー1.3LのDOHCアトキンソンサイクルもなんだか気合が入っている。ハイブリじゃない1.5LのRSも試乗記事ではべた褒めされている。なんという隙のないラインナップ。
しかしそれらの新型エンジンを全部今回一斉に投入する必要は本当にあるのか、順次投入したほうがいいんじゃないのとか、疑問になってくるんだけど、みんなが大好きなAppleの「SKU減らして大量生産」みたいなモデルを理想とするならこの方向が一番正しいとも思える。フリード・フィットシャトルあたりの新型はいつなのかというのと、今後新型が出るまでの間、それらの(一世代遅れた)フィット派生車種をどう売るのかが気になる。