レッツノートCF-J10

J9はかなり僕好みのレッツノートだった。解像度が上がったこともCPUパワーが上がったことも、HDDがそこそこ簡単に換装できるようになったことも、全部R9よりいいと思った。
しかしネットで見かける評判は芳しくないのが多かった気がする。ジャケットがついて重たくなってるのが不評だったり、4:3じゃないとダメだとか、ThinkPad 201sの方がキーボードや画面が大きい分いいとか。しかし僕は201sはちょっと大きいなと思っていてJ9のサイズが丁度良さそうだった。R8はCPUパワーが低すぎたしR9は解像度低いのがイヤだったのでそのへんが改善されたJ9はとても良さそうに見えた。


さてJ10であるが、S10/N10はCPUがSandyBridgeになったのにJ10だけはArrandaleのままというちょっと残念な状態になっている。J10の筐体には入らなかったのかと思いきや、プレミアムエディッションにはSandyBridgeのi7-2620Mが乗るという。


なぜだ。SandyBridgeのi3は2.1GHzの2310Eというヤツしかないのが原因なんじゃないかという気がする。
末尾のEが示すとおり2310Eは組込み機器向けとされているCPUっぽいのだが、その割にIntel ARKの製品情報( http://ark.intel.com/Product.aspx?id=54643&processor=i3-2310E )に「組み込み機器向けオプションの提供:No」と記載されていていまいちよくわからない。Intel ARKが正しければ2310EにはBGAパッケージ品しかない。メーカとしては同じ基板でCPUを変えてスタンダートとハイパフォーマンスを作りたいだろうから2310Eはそもそも使えないんだろう。
早くIntelがノートPC向けの第二世代Core i3を出してくれればいいんだけどな。