ポップンやり始めてから4年経った

ポップンを初めてちゃんとやろうと思ってやったのは4年前の今日だったかと思う。
既にポップン8が出てたけどそのときやったのはポップン7だった。


こういうゲームの場合、
「曲を自分で選んで(自分で難易度を決めて)、それをプレイする」
というあたりだけをとってみると果てしなく自由でありゲームというよりはおもちゃに近くなっている。


そして、殆どの人は全曲クリアを目標に遊んでるわけではなく、
「ちょっと上達したら嬉しいかな」みたいな感じで
それなりにテキトーに遊んでいるわけで
そのあたりは実にこう、
「これまでの目的がはっきりしてみんながそれを目指すタイプのゲームはだめだ。もっと自由に遊べるおもちゃのようなものじゃないと。それが新規層向けのゲームに必要な要素だ」
というようなことを言う連中が好きそうな感じになってる。


しかし、曲を選んでステージが始まると一転してストイックで
自由度の全くないすごいゲームになるからすごい。

そして難易度はシリーズが進むごとに徐々に上昇して、
普通の人ではとてもついていけないはるか上空に到達してしまっている。


ポップンの場合はステージ外の曲選択やノルマ選択のシステムも
シリーズを重ねるたびにちょっとずつ複雑になったり洗練されたりして、
そういう意味でも初心者向けとはいい難い世界になっている。


「こんなライト層向けっぽいゲームがこんなに意味不明でマニアックで難しいなんて」
という感じは、とどのつまり、
「ライト層とかヘビー層とかゲームらしいゲームとかトイとか自由度とかで
ゲームを分類しようとする人たちに完全に反抗したようなゲームだ」
というように俺の目には映ったわけで、
そんなゲームが8作目や9作目になって新規層を増やしているというのは、
結構不思議に思えた。


要するに
ゲームの表層のシステムとか難易度とかとっつきにくさとかで
ライト層とかヘビー層とかを分けること自体がナンセンスなんじゃないかと。