新VAIO type U

ソニー、スライド式キーボードを備えた「VAIO type U」(PC Watch)
最初タイトルだけ見て、
「スライド式キーボード」→「バタフライキーボード」
と想像して「そりゃすげぇ」と思い、
わくわくしてページを見に行ったら違ってたので結構落胆した。


「これは、スライド式キーボードじゃなくて、スライド式筐体だろ」
とツッコミを入れたくなった。


個人的にはフォールドしたまま使えるということに
あまりメリットを感じないので、スライド式は嫌いなんである。
「この液晶とこの筐体の大きさのまま折りたたみ式になってキーボードが13mmピッチくらいになればいいのに」
とか思ってしまう。でも英語キーボードでも横13個キーを並べないといけないのであれば、
幅150mmだと11mmピッチになってしまう。11mmピッチはさすがにタッチタイピングするにはかなりムリがあるので、まあしょうがないか。


しかしそれでも本来は筐体の横幅全てを使ってキーボードを配置するのが
正しい態度なんじゃないかという気がする。
今回のtype Uは横幅が150mmくらいだけど、周囲のでっぱりにキーが配置されていないので、
キーボードの部分だけとってみるとザウルスSL-C700〜C860と
同じくらいの幅しかないのではないかという気がする。
ザウルスは横10列のキーボードだったが、
今回のtypeUは同じくらいのサイズに横13〜14列を押し込めているわけでかなり
キツいと思うんだけどどうだろう。
所詮キーボードはおまけという扱いなのかもしれない。


まあ、それでがっくししてたんだけど、よくよく見るとそれなりに練られたスペックで、持ち運んでるときはビューワとして使い、帰ってくるとクレイドルに挿して外部ディスプレイ/キーボードで使う、という使い方にはぴったりであると思った。
もしくは昔の旧typeUみたいに外付けキーボード持ち歩いてもいいしな…でもそれだとスライド機構いらんって話になるか。
まあ、やっぱり520gはちょっと重いよね…。
と、最近DSLiteが重くて持ち運ばなくなった俺なんかは思ってしまうのだった。
タッチパネルとか中途半端なカメラ要らないからちょっとでも軽くしてよ、と思うんだけど。それじゃ余計売れないか。