なぜ唐突に色収差の話を書いたのか

hirax.net::斜め配置CCD・CMOの秘密 前編::(2006.02.12)」にあるような話で、
一般的なCCDについて、

近隣4画素のうち、1画素ずつに青色と赤色のフィルタを張り、残り2画素に緑色のフィルタが張られています。緑色の画素が青色と赤色の画素の2倍の量にされているのは、人間が感じる視覚特性は緑色の成分によるところが大きいからです。

クリアビットCMOSセンサについては

4画素×4画素中に緑色を12画素を配置し・赤色と青色を2画素ずつ配置するという独自の配列です。つまり、大胆に言ってしまえば、ほとんどの画素を緑色担当にしているわけです。

というようなことが書かれているわけだが、
昔からずっとずっとずっと
「輝度を知りたいだけなんだろ? どうして白にしないんだ?」
と不思議に思ってたところ、
最近になってようやく
「あとで色収差の補正を電子的に行うため」
だということに思い当たったからだった。


おそらく白(フィルタなし)で撮影すると周辺部は色収差のせいでボケボケな画像が写ってしまうんだろう。