MacBook air 2018について少しだけまじめに考えてみた

前のエントリで書いたように発表を見た瞬間に微妙と感じた新しいMacBook airだが、どういまいちなのかを考えてみた。そもそも僕はMacBookのように重いものを持ち歩く気分にはなれないのでバッテリが12時間以上持つとかそういうのはどうでもいいのだ。

その前提の上でRAMとSSDを8GB/256GBに揃えてスペックと価格を見比べると次の表のようになる。

MacBook 12inch MacBook air 13inch MacBook Pro 13inch(Touchbarなしタイプ)
ディスプレイ 2,304x1,440 12インチ 2,560x1,600 13.3インチ 2,560x1,600 13.3インチ
CPU 1.2GHz Core m3(TB最大3.0GHz) 1.6GHz Core i5(TB最大3.6GHz) 2.3GHz Core i5(TB最大3.6GHz)
GPU HD 615 HD 617 Iris Plus Graphics 640
バッテリ 最大10時間(41.4Wh) 最大12時間(50.3Wh) 最大10時間(54.5Wh)
サイズ 28.05x19.65x1.31 30.41x21.24x1.56 30.41x21.24x1.49
重さ 0.92kg 1.25kg 1.37kg
価格 142,800(税別) 156,800円(税別) 164,800(税別)


上記を見ていると、新しいair 13inchの何がいいのか、みんなわからなくなってくるのではないか? 重さも大きさも価格もPro 13inchとあまり変わらない上に、CPUやGPUの速度では段違いにProが上なのだ。MacBook 12inchはまだ選ぶ意味がある。明らかに小さくて軽いわけだから。


それでも、こんなairであっても、出てくるのを待ち望んでいて、そして待望のものが出たと認識して買う人がいる、というのが不思議だけどわかるところもあるんですね。Appleは商売上手だなあ。


(11/7追記) あらためて思ったんだけど今回発表のMacBook air 13inchと前からあるMacBook Pro 13inchって液晶側は全く同じですよね。ボトム側だけが違う。早く分解記事でないかなあ