最近の中国製の安い端末がどういうものかを知りたくて買ってみた。
スペックは最初からよくわからなかった。端末重量は、赤札天国では98g、Amazon.co.jpでは160g、このページには150gと記載されていた。なのでおそらく160g程度だろうと思っていたが、実際に到着した端末は175gもあった。
(そのうち裏蓋が16gもあったので、裏蓋なしだと160gということだ。しかし電池も裏蓋もない状態でも115g程度はあったので、98gというのがどこから出てきたのかは謎だ)
上記それぞれのページの全てで画面サイズは5.0インチと記載されていたので、Nexus5と同じくらいの大きさかと思っていたが、画面はNexus5のものより明らかに大きい。「おかしいじゃないかこっちも嘘かよ」と思ってHT3 PROの対角線の長さを計測したら12.7mmでぴったりだったので、Nexus5の画面が5インチより小さかったということだった。
しかし9900円で購入した割にはちゃんと動くし実用できそうに見えるのがすごい。全然省電力ではないんだけど3000mAhとかいうクソでかい電池を搭載してそれを補っているので使えないことはない。
(しかし3000mAhのバッテリが45gで収まる気はしないので、実際の容量はもっと少ないはずだ)
ちなみにメーカーはDoogeeMobileという会社らしい。そのメーカーのオフィシャルな商品紹介ページがhttp://www.doogeemobile.com/homtom-ht3-pro.html にあるんだけど、そこにあるQ&Aで、
My phone system does not start, can you provide me with a ROM for HomTom HT3?
(起動しなくなりました。ROMイメージいただけませんか?)
に対してオフィシャルな回答が下記のようなものだったのでウケた。
You can try to download a custom firmware update, here: www.needrom.com/category/doogee/homtom/
(needromってサイトからカスタムROMをダウンロードできるよ)
これくらいゆるくても問題ないってのは凄いなあ。
