CUBE(酷比魔方)という中国メーカーのiwork7(U67GT)っていう7インチWindowsタブが昔から気になっていた。なんといってもいま安くてに入るWindowsマシンとしては最軽量ではないだろうかと思われた。しかし昨年11月まではRAM1GB/eMMC16GB版しかなかったので見送っていた(RAM1GBには耐えれそうな気がするがeMMC16GBは辛い)。32GB版が昨年末に発売されたとのことで赤札天国というネットショップで注文していたが、それが月曜日に届いた。
すでに持っているmiix2 8と比べるとやはり8インチと7インチのサイズさは歴然としておりiwork7のほうが小さくてよい。
miix2 8 64GB版 | iwork7 2G/32GB版 | |
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CPU | Z3740(1.33GHz/1.86GHz) | Z3735F(1.33GHz/1.83GHz) |
ディスプレイ | 8.0型IPS(800x1280) | 7.0型IPS(800x1280) |
ハードウェアボタン | 電源・音量上下・Windowsキー(静電) | 電源・音量上下・Windowsキー(物理) |
インタフェース | microSD,microUSB(充電・ホスト),イヤホン | microSD, microUSB(充電・ホスト), HDMI出力(typeC),イヤホン |
RAM | 2GB | 2GB |
eMMC | 64GB | 32GB |
サイズ | 215.6x131.6x8.35mm | 190.8x111x 8.8mm |
重量 | 350g | 280g |
目立つ欠点 (個人の印象です) |
microsdをよく見失う (再起動しないと治らない) スリープからの復帰に失敗しがち (無線LANのドライバを再インストールしたら改善した) タッチパネルが効かなくなる (分解してコネクタを刺し直したら改善した) |
イヤホン端子にノイズが乗る 分解方法が不明 QSV非対応 |
ざっくりスペックを比較すると上のようになる。eMMCのサイズ以外はほぼ同じようなスペックに見えるので、違和感なく使えると思う。ただしiwork7のZ3735FはZ3740と違いQSV等が非サポートだということなので注意が必要である(さっき調べるまで知らなかったのでちょっと今がっかりしている)。iwork7は最薄部5.95mmというのを売り文句にしているが、それはMacBook airの最薄部3mmと同じくらい意味のない数字なので、実際にはmiix2よりも厚い。薄いタブレットを期待していたら騙される。
ちなみに同じ店で買った専用ケースは重さが約80gもありケースに入れると350gを超えてずっしりした重量になってしまうのでそれも残念である(しかもこのケースをつけた状態で自立させたスタイルはあまり安定しない)。ただし例えばmiix2にも軽くて使いやすいケースがあるわけではない(例えばmokoのケースは100g超である)。
ただ不満点はそれくらいであり、miix2と比べると良い点は多々あると感じた。何より小さくて軽いのはいいし、windowsキーが物理的に押せるボタンなのは良い。充電プラグを指してから充電LEDが点灯するまでのレスポンスが速く安心感がある。スリープからの復帰の失敗確率がmiix2より多分格段に低い。HDMI出力がある。これでZ3740でeMMCが128GBで高速だったらもっといいんだけど贅沢は言えないな。
んで、しばらくはiwork7メインで、miix2はほぼOffice 2013を使う時専用になりそうな予感。