携帯電話の開発をやめて半年が経った

「ウチの会社的にはもう携帯電話とかコモディティだし差別化できないしいいポジションも狙えないから撤退するわ」とかいう話があってから半年くらい経ちました。「今までやってた技術にこだわるやつはクソだ全員辞めて次のチャレンジしろ」的な号令がかけられたので僕らはもう携帯電話に搭載するソフトとか携帯アプリ的な話は基本的には捨てることにしたわけです。


モバイル向けの匂いをちょっとでも出そうものなら精神論で貶されるのでそういう匂いを少しでも出さないようにHadoopとかビッグデータだののはやりのキーワードを(勉強する気もないのに)パワポにまぜつつWebアプリの勉強とかしていたわけです。


そうしてしばらくして別の拠点にいくと、なんと、それまで別のケータイと関係ない技術をやってた連中が、「これからは携帯アプリだ!」って感じに携帯アプリを考えてたりするわけですよ。素人レベルの携帯アプリですよレッドオーシャン過ぎてありえないじゃないですか。挙句に「俺たちはチェンジするためにこんなに頑張ってる」とか偉そうに自慢するわけですよ。やる気が減退することと言ったら。


もうレビュー的なのに呼び出されてコメントを求められるたびに「こんな技術力ならやめてしまえ。お前ら給料半減しろ」とか言うしかないと思っています。