ゲーム機市場が5年後には6分の1になるんだってさ

野村総合研究所はこのほど、2012年度の国内IT市場の分析と規模予測を発表した。07年度のゲーム機の出荷台数は3622万台、08年度も3433万台だが、12年度には580万台に大きく落ち込むと予測している。

 野村総研によると、この統計には、現在最も売れているニンテンドーDSなどの携帯ゲーム機は含まれていない。また、プレイステーション3Wii などに続く第5世代のゲーム機の発表がないと予想されるため、大幅に数字を落としているという。

http://mainichi.jp/enta/mantan/news/20071220mog00m200012000c.html

Wiiはゲーム市場を広げる目的で投入されたというフレコミなはずなんだが、それが結果的にPS3の後継を封じてゲーム機市場は終わってしまうと野村総研が予想しているとは因果なことよのう。まあWiiの後継は1機種は出るだろうとは思うけどな。PS3の小型シュリンク版も。小型が出たらそこそこ売れるだろうと思うんだけどそれもコミで580万台なんだろうか。


個人的にはテレビが買えなくてゲーム機が買えないという感じになっている。80年代にはテレビはどこにでもそこそこちゃんとした絵の出るものがあってそれはコモディティで、それにつながるコンピュータが差別化要素だった。今はそれが逆転している感じ。ヨドバシとかで24インチ液晶ディスプレイにPS3をつないでDbyD表示ができるというのをデモしているが、冷静に考えるとそんなのは当たり前のことでないといけないはずで、それがデモになるくらい今の表示装置は低レベルだということをあらわしているんじゃないのかと。