チャリ走

アプリゲット(携帯電話アプリの一番でかいポータル)で今一番人気のゲームアプリがチャリ走だ。このゲームが実にすごい。だいたいこのゲームをやったことのある人のほとんどがこのゲームにちょっとはハマっている。
ゲーム自体は非常に単純で、サイドビューの画面を主人公は自転車に乗って等速で右方向に進んでおり、穴の開いた地面が迫ってくるので決定キーを押してジャンプすることでその穴を回避していくというそれだけのルールであり、つまりワンキーゲームなのだが全体的なセンスの良さが光っている。


基本的に単純なルールだと単調になりがちなのだが、その単調さを回避する手段としてこのゲームでは画面上に表示される実況と少し時間がたつと出現するライバルキャラの存在がいい感じに退屈を紛らわしてくれるつくりとなっている。しかしライバルキャラはゲーム本編には全くなんの関係もなさそうな気がする。単に出てきて実況されるだけでありつまり演出。でも実際のところこの演出がなければおそらくここまでの人気は出ていないはず。
要するにカジュアルゲームとかであっても効果的な演出というのは非常に大事であるということなのだろう。わかっている人には当たり前のことだがわかっていない人も多そう。


(追記) ライバルに抜かれるとその時点でゲームオーバーになるというルールがあって、それを回避するために左右移動があるということを知った。ワンキーゲームっぽいくせに微妙にそうじゃなかったんだ。