ファンを掃除したのだが、まだ解決していない。
ファンがビリビリ言う音を立てているのは前からだったんだけど、まあそれはそんなもんかと思って放置していたところ、最近になってブーンという、なんかどう考えても「どっかに当たってんでしょこれは?」みたいな音が時々鳴るようになってしまった。分解したり元に戻したりを何度かやったんだけど、改善したと思っても30分くらい使ってるとまた爆音が鳴ってきたりして困っていた。
UM790のファンは下側にケースファンがありそれはRAMとSSDを冷やしている。CPUファンは上側にありこちらを取り外すにはメインボードを外す必要がある。ケースファンをいくら掃除しても静かにならなかったのでCPUファンかと思い見てみたが、騒音を発しているのはケースファンのほうで、メインボードを外してCPUファンを拝んだのは無駄足だった。
ケースファンは下記のPC Watchの記事のちょうど真ん中あたりにある開腹写真にあるように、裏蓋にヒートシンクごとネジ止めされている。
【PC短評】Ryzen 9 7940HS搭載で小型なのに高性能で超静音なミニPC!「MINISFORUM UM790 Pro」 - PC Watch
このネジの構造がいまいちである。
- ヒートシンクとファンのまとまりは、裏蓋にはネジで止められているものの、ネジは緩く締められており、小さいバネで浮かされている構造になっている。このネジ受け部分の長さが短かくて、ネジを全部締めてしまうとファンが裏蓋にぶつかってしまうような設計になっている。
- バネはそこまで強いバネじゃないので、このヒートシンクをちょっと強めの力で裏蓋に向かって押すと、同じようにファンが裏蓋にぶつかって良くない結果になる。
- ヒートシンクがバネで押されているのは、ヒートシンクに貼り付けられているサーマルパッドがSSDに接触した状態にしたいからだと思われる。
- このバネがビリビリ音を立てるのでうるさいし、SSDが分厚いとサーマルパッドによって裏蓋側に押しつけられたファンが裏蓋とぶつかってひどい音を立ててしまう。
- 「ヒートシンク(とファンがくっついた部品)を単にSSDの上に置くだけでいいじゃん。もうこのネジとかバネとかやめてしまったらいいのでは?」と思ったのだが、それではダメで、なぜなら実際に筐体を閉じた状態では、このヒートシンクのほうが下側にくるので、サーマルパッドの粘着力だけではいつか落下してしまうからだ…
基板の設計としてはこのヒートシンクが上面にくるべきだったのではないかという気がしてくる。SSD側が上でCPU面が下、そういう設計だ。UM790 Proの筐体は上下逆なのだ。USB type-Aのコネクタが上下逆になってしまっているのはきっとそのせいだ(しかしSSDへのアクセス性を考えたときに、SSD側に筐体を開ける蓋を用意したいし、それを止めるネジが天面にあるのは見た目がイマイチなので、いまのこのデザインになっている理由もよくわかる)。
どうすればいいかちょっと難しくて、ファンが干渉しない程度に何かヤワい物質を裏蓋との間に挟んで様子を見るくらいしかないような気がする。いろんな人がこのファンの騒音には困っているのか、調べると、改造したよという話がいっぱい出てくる。3Dプリンタで巨大ファンを付けるためのケースを作成してデータを公開している人も居た。
