Twitterとかビッグモーターのやつ

TwitterがイーロンマスクによってXになってしまい、そこそこ良い感じで頑張ってブランドもできてきていたものが「あんまりわかってない人」がトップに立って大ナタを振るった結果半年でボロボロになるというのを目の当たりにしていた。

僕も最近、自分達が3年以上の時間をかけてつくったソフトウェアの所有権が他者に売り払われ、彼らの思いつきによって良かった部分を改悪されたり、名前が気にいらないからって多くの工数を割いて変更されたり、ドメインの特性上messyな設計になっていた部分を「なんでこんなに汚いんだ」などと言われて改造された挙句に仕様を全く満たせないようなものに変えられたりするような出来事が2回ほど連続して発生し、とても悲しかったのでとても他人事ではなく状況を見守っている。

(自分のやつはTwitterみたいに沢山の人に見えていたプロダクトではなかったのであまり悲しまれることもなく消滅してしまったのだが。Twitterは元々たくさんの人に好かれていたし現状を憂いている人がたくさん居るのでそのへんはちょっと羨ましいなと思ってしまう)

 

 

ビッグモーターの件も、あそこまで酷くはないがここしばらくわりと高圧的に5Sとやらをやらされていたので非常に気になる出来事だ。店の前の環境整備は、どこかの店舗が最初に小規模にあれをやった結果が、トップに気に入られて全社にベストプラクティスとして拡散されたんだと思う。客観視したときとか、ちょっと価値観の違う人が見たときに「ちょっとそれはやっちゃまずいだろ」と思われてしまうようなことを無批判に褒めたたえるのはよくないし、ましてやそれをできないというチームに対して「あっちのチームはできているのにどうして君たちにできない理由はないはずだ」なんてことを言うのは本当によくない。