ダイソーの300円イヤホンAL-004が良かった件

ダイソーで高音質の300円イヤホンがあるという話を聞いて11月に買っていました。HQ-005というやつ。こいつは300円としてはいい音質で、しかもマイクもついているので最近の遠隔会議にも対応できるという感じで、とりあえず一個買っておくにはわるくないというモノだと思った。これについてくるイヤピースはハイブリッドっぽい塗装がされているがハイブリッドではなく耳に当たる部分も固いせいで低音の響きがいまいちだったため、ソニーのMDR-EX11Mを試してみたところばっちりEX11Mを装着することができ音質が良くなった気がした。しばらくこれで生活できるぞと思ってはいたもののそもそもMDR-EX255APを持っているので非常用として使うことにした。HQ-001も買ってみたがこっちはなぜかイヤピースをはめる部分のサイズがHQ-005と違って少し小さくてEX11Mにぴったりじゃなかったので残念なやつだった。

 

 

そうこうしているうちに12月になってまたダイソーに行ってみたら新しいのが並んでいた。AL-001から005までのシリーズだった。見た目でAL-004を選んだのだがこれがよかった。高音質かと言われると微妙で、なんだか音が塊となって聞こえてくる感じで分離感がない。たぶん高音の抜け感みたいなやつがいまいちよくないしボーカルも抑制されている感じがする(ボキャブラリーが正しいのかどうかはわからん)。でも低音がなんだか素直な気がする。低音が素直なせいでスネアとかティンパニとかタムの音が楽しくなってくれる。

 

でもそんなことよりなによりデザインが悪くない。HQ-005はHQのシリーズの中では一番マシだと思ったがそれでも割とダサい感じがしたし、マイク部分にスライダボリュームがあり「こんなところに安っぽいボリュームをつけるなんて高音質を謳うイヤホンとしてどうなの…?」って感じだったが、このAL-004はすっきりしたデザインで、アルミハウジングのひんやりする手触りもよいし、マイク部分は上記のソニーのMDR-EX255APとほとんど変わらない大きさまで小さくなっててケーブルをまとめやすくなっている。

 

 

そんなわけでこのAL-004と、ソニーのイヤーピースMDR-EX11Mの組み合わせはそれなりに日常使いに便利であり、こんなのが出てきてしまっているなら、3000円近いお金を払ってMDR-EX255APあたりを買う意味はなくなってしまうよなーって思ってたら、夏ごろには3000円を超える値段になっていたMDR-EX255APが、最近になって激しく値段を下げており1500円を切る値で売られるようになっていた。市場経済