MacBook air 2011 11inchのSSDを512GBに換装した

買い換えたいノートPCがなかなか出てこずに4年半も前に買ったMacBook airを未だに使っている。
バッテリも1年半ほど前に交換している(d:id:naoya2k:20141018)のでまだしばらく使える。しかし最近128GBでは容量が足りなくなってきた。TranscendがJetDriveという交換用SSDを出しているがこれが高いのだ。240GBで2万円ほどする。そもそもこのMacの購入時に128GBと256GBの差額が3万円以下だったはずなので、いまさら2万円出して240GBにするのはものすごく負けた感じがする。


どうせなら480GBのやつを買いたいような気がするがそれはさらに高く4万円近くしていた(今見たら38280円だった)。しかもMacBook air専用なので使い回しが効かなさそうだ。納得いかん。



しかしある時Amazonを見ていて「m2(NGFF)2280→Macbook air 2010 2011 SSD 変換アダプター」なるものが2000円くらいで売っていることに気づいた。これを使うことでM.2 2280のSSDMacBook air 2011に内蔵することができるという。M.2 のSSDなら標準的なものなので、もしMacBookが死んでしまっても他に流用できるし、なにより専用パーツよりは比較的安価である。
肝心のM.2 SSDを何にしようか悩んだがちょうどSanDiskからX400というSSDが発売されていたのでそれにした。512GBで19800円くらいだった。


換装手順としてはやはりiFixItのページに書かれている通りなので特に特別なことはなく、それで結果としてはうまく換装できて、快適に動作している。JetDriveに換装すると爆速になるとの記事もあったが、それよりは遅いようだがそこそこの速度であった。

・JetDrive 240 ( この記事) : ライト294.7MB/s・リード500.4MB/s
・X400 : ライト292.7MB/s リード431.9MB/s


さて、当初MacBook airで使っていて、今回の交換で取り出してしまった内蔵SSDに今後アクセスできないといろいろ面倒になる。Amazonを漁っていたら、さらにMacbookの内蔵SSDSATAに変換する「MacBook Air SSDSATA変換アダプター」 なるものが売っていたのでこれも買っておいた。これと、手持ちのUSB-SATAアダプタを使って、USBでMacの外付けディスクとして認識させることができた。



新しいSSDにはまず新規にLion→El Capitanをインストールし、その後に移行アシスタントを使って、上記のアダプターたちを使ってUSBに繋いだ古いSSDからデータを移行した。それだけで移行作業としてはほぼ完了した。楽ちんだった。