PowerPCは消えていく運命にあるのだろうと思う。今となってはSHと同じような雰囲気になっている。
6年前くらいにいた部署でデジタル製品向けに高速なCPUが必要みたいな話になっていたときに、すでにARMは使っていたのにPowerPC=高速というイメージだけでPowerPCをマジメに検討していた人たちが居た。僕はそのころMac miniのPowerPC G4の遅さに呆れていたのでPowerPCだけで高速という印象を持っている人たちをちょっとズレてると思っていた。もっと言うと当時僕はARM上でアプリを高速化するような仕事をやっていたせいで将来的にはARMのほうが速くなるんじゃないかと思っていて、今PowerPCに張るやつは将来見えてない奴らなんじゃないかと疑っていた。
まあそんなことはいいとして、微妙だなと思うのはいまx86採用して、5年後の次のマシンにARMってことにはならないだろうかということ。それから、なんとなくこれまでの流れとしてコンピュータやワークステーションで使われててゲーム機向けに採用されたアーキテクチャって、その後死滅してく感が漂ってて(MIPSとかPowerPCとか)、今回のPS4とXBox Oneのx86採用がx86の死亡フラグになったりしないかということ。
ああでも現代だとゲーム機の比重なんて大したことないしIntelは今回関係ない話だし「iOSがIntel採用!!今度のiPhoneからはATOM搭載」みたいなほうが(なさそうだが)どっちかというとx86死亡につながりそうだよな。
