kXML2を使ってみた

突然ケータイでXMLを扱う必要性に迫られフリーのXMLパーサを漁ってみた。
(所詮仕事じゃないところなのでたいした必要性ではないのだが)


Googleで「J2ME XML parser」で検索するとJ2ME 環境での XML パーサというサイトがヒットした。
途中ベンチマーク表があり非常に参考になった。用途的に速度とコードサイズが重要なのでkXMLがベストっぽかった。サイトにも

今回テストしたパーサの中でベストチョイスを挙げるなら kXML2 がそれであろう。携帯電話の環境を考えた場合もっともバランスのとれたスペックを備えている。

と書かれていて確かによさそうだった。


kXMLのダウンロードページに行くとちゃんと携帯アプリ向けのミニマムセットも用意されていて親切になっていた。
しかしAPIがSAXでもStAXでもなく独自pull型だったのは残念だが、まあいい。実際に使ってMIDletをつくりW-ZERO3で動かしてみたところ予想外に遅かった。本格的にアプリを作るときにはいろいろ考えないとダメそうだ。XMLのParseを別スレッドでやってキャンセル可能にするとか、でもそういうことをやってるとすぐ頭がこんがらがってくるんだよなぁ。