Apple TV 続き

おそらく勘のよい読者はこの“4分の1”で、もうわかったのではないかと思うが、Intelがすでに発表している“従来の製品よりも4分の1の実装面積になる製品”といえば、例のLPIA(Low Power Intel Architecture)向けの熱設計消費電力が3W以下になるプロセッサ(製品名は未発表)だと容易に推測できる。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0402/ubiq183.htm

LPIAベースっていうのは分解記事を見た後では想像はついてたんだけど、分解記事を見る前は、LPIA=UMPC向けという先入観が入ってて全く想像してませんでした。まさかこんなところで最初から大量に使われるとは…


Intelで家電AV機器というと東芝HD-DVDプレーヤHD-XA1がMobile Pentium 4の2.5GHzだったのが気になっています。あれもLPIAベースで作れたりしないでしょうか。できるとうれしいなあ(それにしても、どうしてHD-DVDプレーヤに2.5GHzものCPUが必要なんでしょうかね)。


それにしても冷静に考えるとDothan800MHzとタメを張れるくらいに速い家電向けのCPUって実際のところあまりないですよね。PowerPC系しかないんじゃないの? それも1GHz超えないとダメでしょう(たぶん)? だったらDothan800MHzを選ぶのはそもそもソフトウェアプラットフォームがどうなっているかを抜きにしてもリーズナブルな解かもしれないなと思っちゃいます。LPIAって最初はぜんぜん期待してなかったけど結構イケてますね。