キャンドゥの550円のイヤホンがわりとすぐに壊れた件

4月に買ってちょっとお気に入りになっていたキャンドゥの550円のイヤホンHDBT36BKだが電池があんまり持たないという欠点がすぐ明らかになった。

まあビデオ会議とかに使ってるとすぐ電池切れになるね。これはどのヘッドセットもそうなんだけどマイクとイヤホン両方動くから普通のA2DPだけの時よりも断然すぐに電池が無くなっちゃう。ビデオ会議はだらだら続くので、通勤時間に音楽を聴くには十分な電池持ちであってもテレワーク需要には全然足りないという。

そして充電が安定していない感じになってしまった。microUSBを挿しても充電されたりされなかったりするようになった。充電が必要で電池持ちが悪い機械になにより重要なのは、電池の充放電に関しての安定性である。使っていないときにも電力が使われていて使いたいときには電池が常にない状態であるとか、充電したつもりがされてないとか、そういうことがないかどうかが大事なのだが、こいつはいつうまく充電できるのかよくわからんという感じだった。ケーブルを選ぶのかもしれんなと思い充電できるケーブルで毎回決まった充電器に挿して充電するようにしていた。

 

 

そうこうするうちにその比較的安定して充電できていたケーブルと充電器の組み合わせでも充電できなくなってしまった。分解してみてもよくわからんがUSBケーブルをつないだ状態でUSBコネクタのあたりをぎゅうぎゅう押してみると充電ランプが点いたり消えたりするので接触不良感がある。これでは使い物にならんから捨てるかとも思ったが試しにダメ元でUSBコネクタのハンダを盛りなおしてみたら充電できるようになった。

 

 

やったぜ復活した。と思って2日間使ってたらまた充電できなくなってしまった。コネクタ部に力がかかるとハンダがすぐに剥がれてしまうのだろうか。コネクタ部にストレスがかかっても大丈夫なようにプラリペアなどを盛ったりすればいいのだろうか? でもそれでうまくいくとも限らない。ケーブルを選ぶところをみるとコネクタ内部もなにかおかしいような気がしないこともない。550円のイヤホンをそこまで頑張って復活させる意味もないのでもう捨てるべきだという気がした。

 

 

ちなみにHDBT35BKのマニュアルには

イヤホンの電圧が3.3V以下の場合30秒ごとに「Please charge」と音声が流れ、3.0V以下の場合「Power off」と音声が流れます。

という奇妙に細かい記載があってちょっと面白いと思った。音声が流れるだけで電源断にはならないのか? みたいなところとかも。