新年あけましておめでとうございます

もう2022年になってから随分たつけど、新年からいろいろあるね。

 

カザフスタンの話

電力が安いから中国からマイニング業者が流れてきて電力供給がピンチになり庶民が脅かされている話、政府が補助を出してLPGなどのエネルギーを生産コスト以下で販売していたために、LPG業者は国内に売るより輸出するほうが儲かるので国内向けの燃料が不足した話。

なんとなく2014年頃からベネズエラで食料不足になっていたのと類似を感じてしまう。とはいってもベネズエラはおそらく比べものにならないくらいに酷くて、国民が食料をちゃんと得られるように食料を国内生産原価以下にするようなセルフダンピングを行っていたために国内での食料生産が壊滅してしまい食料が不足したということなのだが。カザフスタンはLPGは自国で生産できているし、年末からのデモの原因になっている燃料高騰は上記のようなセルフダンピングをやめて正しい状況に戻そうとした結果なのでそこまで悪くないような気がする。

 

 

カバークロップの話

 

イリノイ州で農家を営むジャック・マコーミックさんは昨秋、農閑期の作物として大麦とラディッシュを350エーカー(約142ヘクタール)に植えた。だが収穫するつもりはない。春になれば除草剤で枯らした上で、同じ土壌に大豆を植える予定だ。

 

アングル:米農家、炭素を吸収する「カバークロップ」に着目 | ロイター

 

これはわりと意味不明な気がする。しかし実は10億年前に高度な文明があって、似たようなことがなされた結果がいま世界各地にある油田なのかもしれん。わからん。

 

CES 2022

今年は去年のUMPCとかJasper Lakeみたいな話が全くなかったので小さいPC好きにはイマイチなCESだったと思う(ニュースを見落としていたらすまん)。結局僕は今のCPUとメモリが載ったLibretto 50かVAIO Pが欲しいんだよな。でも誰も作ってくれん。僕がもし100億円を道楽に使えるなら宇宙旅行なんかせずにVAIO Pを作ることを考えるだろうと思った。27億円あればバルミューダフォンが作れるんだ。50億円くらいあればVAIO Pに似たようなものが作れるんじゃないだろうか。

それとは関係ないがソニーが車を作るという発表をしたのは、結局電子機器の製造では中国に勝てないということになったからなのか、撮像素子の未来を見極めるには自分で車を作らないといけないということになったのか、それとも何かやりたいことがあるのか、そのへんどれがどれくらいのウエイトを占めているのかはよくわからん。