引越し

不動産屋さんの手違いのせいもあって急に引越しをする羽目になった。不動産屋は最後には「もともとウチは関係なかったんです。だからもう話できることはありません」と抜かして電話に応対しないという状態になりやがった。ああまで酷い大人が日本に居て普通に商売しているというのは意味衝撃だった。


オーナーさんの都合で退去する場合は、半年前に告知があるはずなのだが、今回はそれが正しく行われていなかった。こちらへの告知を不動産屋はちゃんとやってなかったがオーナーには行ったと報告していたようで、それで話がズレた。最終的にもこちらには書面などでの告知はなにもなく、オーナーさんとの口約束だけみたいな形で正直なにがどうなっているのかよくわからない状態。こちらの都合で出て行くにしても1ヶ月前に退去通知を出す必要があるはずだがそれも出していない(別にこちらは出て行く必要はないわけだし)。別に出て行くのはかまわないのでどういう手続きをすれば正常な欲しいと思って不動産屋に電話をしてみたが俺の話を聞いてもらえなかった上に冒頭に書いたようなセリフとともに電話を切られてしまいどうしていいかよくわからない感じになった。


そして、オーナーさんと会う暇もないまま電話だけしていたわけだけどオーナーさん的には7月末までに絶対に出て行ってくれなければ困るということだそうで、まあしょうがなく新居を急いで探して転居するという流れに。
一応新居の契約のときに宅建資格持ってる人に(新居の契約についての)説明を聞く機会があり、そのときについでに今の状況について聞いてみたけど、「別に契約的にはオーナーと話がついてるんなら変なことにはならない。裁判を起こしたりするのも可能だけど…」という話であった。なんか納得できないがしょうがない。


思い返すたびに「不動産屋爆発すればいいのに」とか思ったりもするけど裁判とかは面倒だからやらない(もちろん爆破とかもしないよ)。


そんなわけであと1週間でこの街から出て行くことになった。この街はとてもいい街だと思っていたので非常に残念だ。次に住む街はちょっと品がないけどゴミ処理費用が今の街に比べると格段に安いので消費しやすくなってエコじゃない生活を送ることになるだろうと思った。妻は「どうせ仕事復帰しなきゃいけないしいいタイミングだから」といって関東に引っ越してしまったので別居になる。頭の悪い不動産屋の存在も日本の少子化を進行させる要因なのかもしれないと非常にレアなケースながら思ったりした。