http://www.iriver.co.jp/product/iriver/d5/
電子辞書というジャンルの性格上、当然ソフトウェアは各国の事情に完全に合わせたものとなるため、日本での電子辞書はほとんどが日本製品で、外国勢がここに入ってくるのは難しいんじゃないかと思っていたんだけど、iRiver D5の日本語版が突然アナウンスされて、しかもそれが「韓国で作ったので日本でも売ってみました」というレベルではなく、新明解国語辞典/ジーニアス英和大辞典/オックスフォード現代英英辞典あたりを筆頭として33コンテンツも詰め込んだ気合の入ったものだったので驚いた。
そして金曜の帰りの乗り換え時間にヨドバシに寄ってみたらちゃんと電子辞書のコーナーにD5が置いてあった。
海外展開というのはここまで気合を入れてローカライズして初めてうまくいくかいかないかの初期段階に達するものであって、だから日本の携帯電話がそのまま海外で売れないことについて日本の国内市場を海外にあわせてグローバル化しよう、というのはやっぱり違うんじゃないかとか、日本の携帯はキャリアが余計な仕様をいっぱい詰め込んでるから海外に展開できないとかヘンな理屈つけてるけどそれは甘ったれてるだけじゃないのかとかそういう風に思った。
そして「そういえばシャープは韓国で電子辞書売ってたな。あれはどんくらい韓国向けにチューンされているのだろう」と思って調べてみた。RD-CX310という機種がフラッグシップだった。
480x272ドット 4.3インチ液晶
http://www.sharp-korea.co.kr/html/product/spec_info.asp?pid=414
30GBハードディスク
82冊分のコンテンツ
DIVX/WMV9/MPEG4
韓国ナイズされすぎ。シャープすげぇ。