脱談合の話

実家に近いところにたまたま言ったので実家に寄ったら、ちょうどNHK
NHKスペシャル
が放送されていたので、ながら見していました。


結局最後までは見れなかったので番組自体の全貌は正直よくわからないけど、談合が崩れて入札価格が減っているとか、倒産する会社が多くなっているとかのそういう話を聞くと不安になります。
もし失業した人が無職になってしまって、社会保障で税金使うとかになったら、トータルとしてどうなのかとか。

大手ゼネコンが「脱・談合」を申し合わせた昨年末以降、低価格入札が相次ぎ、粗雑な工事や事故が懸念されることから、価格だけでなく質も含めた総合力の競争へ、公共工事入札の転換を図る。
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 新しい対策は、価格だけでなく技術力も加味して請負業者を決める「総合評価方式」入札の改良に重点を置く。評価の計算式を修正して技術力の点数配分を3割増やし、技術の劣る業者が安値で落札することを封じる。

 予定価格の67〜85%を下回る安値で落札した業者に対する「低入札価格調査」も、現行の聞き取り型から資料重視型へ改める。業者に材料費や人件費の内訳を示す資料を提出させ、安値の根拠を合理的に説明できなければ失格にする。
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国交省は、落札率と工事の質は相関関係にあり、「安かろう悪かろうの傾向がある」とみている。

http://www2.ezbbs.net/cgi/reply?id=dobokuman&dd=05&re=2811&qu=1

見積り根拠が明確になるのはいいけど、紙の資料が多くなればなるほど間接業務が増えるわけで、その分直接施工する人やモノに金が回らなくなるのではないか、とか。
例によって結論なんか出せない話なんですが。