ボクは「すべてのマイナスイオンには効果がない」と批判されることに不満があるというわけではあんまりなくて、
「マイナスイオンで髪が潤う」というような宣伝に対して、「マイナスイオンが健康に良くなるという科学的な根拠はない」という、そもそも全然関係のないことを言って正しい反論になっていると思っている人が存在することに対して不満があるのです。
実際のところ、「マイナスイオンが健康に良くなるという科学的な根拠はない」というセンテンスと「あらゆるマイナスイオンは効果がないと決め付ける」こととの間には意味的には大きな隔たりがあるというのは確かなんだけども、「マイナスイオンが健康にいい」と単純に信じちゃうような人に対して「マイナスイオンには効果なんてないよ、あれはウソだよ」と強く言ってしまうと、結果的に大きな隔たりがある「あらゆるマイナスイオンは効果がないと決め付ける」方向に進んでしまう可能性が非常に高いと思うのです。
それはボクの望む方向とはかなり違う。
「じゃあどう説明したらいいのか」というと難しいんですが。
ドライヤーについては
ここのコメント欄でいろいろ語られてるので、
興味ある人はリンク先も含めてぜひ見て欲しいと思いました。
ボクのスタンスはマイナスイオン討論会へ 市民のための環境学ガイドに近い感じです。
