ワープロ専用機

この特許が出された1989年ってワープロ専用機にとってどんな年だったのか、それからワープロ専用機の最期のあたりの姿をちょっと知りたくなってGoogle検索。

後者の文献によれば、まさに1989年がワープロ専用機の出荷台数がピークで、年間300万台弱。しかもそのときに松下はシェア3位だったそうで。そりゃ付加価値つけるためにどんどん特許も出すよなぁ。
出荷金額のピークが1991年ってことで、出荷台数ピークより後にずれていることについて「出荷台数が増えないのに値段が上がることは、将来の市場の縮小を示す重要な予兆なのかもしれない。」という記述があるけど、単純にバブル景気でインフレしてただけのような気がする。


ワープロ専用機の中で印象に残っている機種は

あたり。特にOASYS Pocket 3は非常に重要な機種だった。が、1997年以降あたりからは市場の縮小にともなって小さい機械が出なくなってしまったため、俺のワープロへの興味は薄れてしまいアイプリメーラMA-10くらいしか記憶に残っている機械がない。


なんでワープロの衰退が気になるのかっていうと、末期のワープロが少し前の携帯電話に非常に良く似ていたからだ。ワープロはPCに取って代わられてしまったけど、さっきのPC VIEWの記事によればその理由はPCが安くなったからじゃなくてInternetが流行ってしまったからだという。
えっと、それって、もしInternetが流行らなければ今頃みんなまだワープロ専用機使ってて、なんか横に長い「倍角」とか言われる文字が印刷物には蔓延ってたりしてたのかもしれないってこと…??