Pixtronixっていう会社が開発していて、それがQualcommに買収されたあと、Qualcommとシャープで共同開発していたやつである。FPD International 2011でPixtronixの展示を見たときにはまだ欠陥ピクセルだらけだったり消費電力も大きかったようだが製品レベルのサンプルが作れるようになったということだろう。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20140912_666582.html
液晶のようにカラーフィルタや偏光板を必要としないため、バックライトの光を活かすことができ、液晶の2〜3倍の光学効率を実現。必要な輝度を低消費電力で得られるのが特徴となっている。
とあるが、液晶でもフィールドシーケンシャル駆動すればカラーフィルタが不要になるので3倍の効率が実現できるのではないのかと考えたりもするが、いまの省電力な液晶ではフィールドシーケンシャル駆動できる速度が出ないのかなとも思いなおした。
ピクセルの構造を見ると開口部が狭すぎるので一見効率が悪そうにも見えるのだが、開口部以外の部分では内部で反射してバックライトの光を有効に使えるようになっているようだ。素人考えでの不安要素は
・開口部が狭いとドットの粒が見えて画質が悪く思われるのでは?
・液晶の高解像度化が著しい中で、ピクセル密度が低いと古臭く思われるのでは?
・薄さとか重さとかのスペックが不明だけどどうなの?
・無責任にサイネージとか言ってる人たちも居るけど大型化できんの?
みたいな感じだけど、どうなんだろうな。
