最近のパナソニックのm4/3機はなぜ大きくなってしまっているのか

DMC-GX7が発表された。いくらなんでも本体402gってのは重すぎじゃないかな(だってEVFついててバリアングル液晶のDMC-G3が379gだし)。そもそもm4/3の売りは小さく軽くできることではなかったのか。EVFとかチルト液晶をつけて重くするとか、それでホールディングしづらくなってきたからでかいグリップつけるとか、それは本末転倒ではないのか。


ルネサスの方針発表にもあったように利益は自信につながる。逆に利益が出てないと自信が失われて方向性が揺らぐ。パナソニックのデジタルスチルカメラ事業は一昨年から去年にかけて赤字続きで自信を失っているのではないか。GF5WAの重さと形はかなり良かったと思うし(個人的にはGF5よりもGF3のデザインのほうが好きだが)、G3がG2と比べて軽く小さくなったのを見た時はとても嬉しかった。当時はキットレンズが重かったのでバランス悪いだのなんだの言われたかもしれないけどキットレンズはこの1年で半分くらいの軽さに改善された。そこで本体を重くするというのはどうなんだろう。


いろいろおかしいと思いつつ、しかし同様に重くて大きいE-M5やE-P6はそこそこ高い評価を受けているわけなので、正直わからんなという気がする。ただパナソニックソニーが出すミラーレスにはやっぱり小さくて軽いけども機能や性能はそこそこちゃんとしてます、みたいなのを期待してしまう。ラインナップが揃うまで待てばいいってだけなのかもしれないがもやもやする。