VAIO type T

VGN-TZシリーズとして新たな筐体になりいろいろ新しくなった。
全体的に「悪くない」と思うのだがそれほど欲しいという感じもしないと思った。


ExpressCard/34スロットを装備しているところ、GigabitEther、801.11nは非常にいい感じだと思った。特にPCMCIAを捨てたところはさすがソニーだ。外部ディスプレイ端子がHDMIではなくVGAなのはちょっと残念だが。
一方で過去の505と比較したりして今回は10周年で505の後継として特別なモデルなんですよ的な言い方をしているところが、なんか納得いかない。たしかにCylinder Designとかは505の流れを汲むものなのだろうが、これまでにもN505/X505登場時に似たようなことを言っていただけに説得力に欠けるというか「またかよ」という印象を受けてしまう。
下部筐体にある段差も結構気になる。特にこのページの下のほうにあるイヤホン端子がある辺りの凸凹度合いとか、横から見たときにセンター部だけを出っ張らせて薄く見せているところなんかはどうにもPCG-505ぽくない感じがした。むしろヒンジ部分なんかはPCG-C1XEなどに近いんじゃないか? どっちかというと全体的には505よりC1MRXに似た感じのデザインだと思ってしまうんだが(まあしかし俺はC1MRXもかなり好きだったはずだ)。


そんなわけで、確かに良さそうなんだけど写真で見ている分にはあまりスペシャルという感じがしない。でもおそらく質感とかはスゲーいいんだろうから実物見てみないとな。