モバイルPCはVAIOが本家で元祖、なんて誰が思うだろうか

VAIO type Gが発表された。
Let's noteのパクリだとか言う心ない人も居るが、実際キーボードなんかは、
「静音性にこだわりました。」
「ひらがななしの日本語キーボードも選べる」
「レーザー印刷なので、酷使しても印刷が剥げるということはない」
なんて、昔からレッツノートが頑張ってきたことをそのままやってるだけだという感じがする。


ただ、レッツノートと違って、いいところもあると思う。
たとえば、ファンがついていること、Bluetooth/Felica/IEEE1394あたりは、あれば欲しいと思うところだと思う。


僕自身は12.1インチのノートPCなんて大きすぎるので買わないが…。この感じで10.4インチのものが出てくればかなり惹かれるモノがあると思った。


しかし、まあ、

ただ、モバイルPCというのはやっぱり、VAIOが本家だろうと。そういう自負もあります。やはり元祖モバイルPCはVAIOでしょ、ということをもう一度知っていただきたいと、奮起してやってきました。
- 石井英男のDigital Life■ソニー「VAIO type G」開発者インタビュー

この部分だけはあまりにも納得できない。


800g〜1.3kgクラスのPCであれば、
1993年のThinkpad 220とか、
1995年のProNOTE JET mini(CF-11DS)とか、
1996年のLibretto20とか、
1997年のLet's note mini(AL-N4)あたりがエポックメイキングだったんじゃないかな。


VAIOノートが出たのは1997年、上記で言えばLet's note miniと同時期であり、その頃には既にサブノートとしてはLet's noteの2代目のAL-N2がハバを効かせてたし、ミニノートとしてはLibretto50/60あたりをマニア層は好んで使ってたんだから、本家はともかく元祖を名乗る資格はVAIOには絶対にないはずなんだが…