さてNapsterが使えるようになったわけだが

Pizzamanとか、レトロ本舗とか。いろいろ調べて結構な曲数をダウンロードした。
だらだら聞く分にはこれでいいし1280円だったらこんなもんだろうと思った。半年加入し続ける気にはあんまりなれないけど。


それにしても、moraでしか配信されてない曲があり、iTunesでしか配信されていない曲があり、Napsterでしか配信されていない曲があって、それぞれそれに対応したポータブルプレーヤでしか聞けないという、これは実に不便な状況だ。結局CDが一番汎用的に使えてDRMもなくて便利で安心できるんである(iTnes+iPodで完全に満足してるような人は別だが)。1500円じゃなくてCDの金額で購入したらダウンロードもできるしCDが送られてくる、みたいな感じだったら嬉しいかも、って思った。


ところで、Napster BasicとかNapster To Goとかで配信されているDRMつきデータは192kbps。ところがCDに焼ける権利を購入した場合に使えるのは128kbpsのデータになる。DRMを解除する方法は結構出回っているみたいで、違法にDRMを解除したほうがお金を払ってデータを手に入れるより高品質なものを入手できてしまう。もしかしたら192kbpsのデータをアナログ再生して録音したほうが、128kbpsを購入するよりも高音質だったりするかもしれない。
これって論理的にはうまく説明できないが直感的にどうにも間違った状況のような気がしてならない。


(追記)
EFF: 悪いのはいつも顧客です: オンラインミュージック用 DRM のためのユーザガイドにあるように、

DRM を破ったり、DRM を破るためのツールを配布すると、たとえ違法な使用をまったくしていなくともディジタル・ミレニアム著作権法 (DMCA) 違反に問われる恐れがあります (訳注: DMCA は米国の法律ですが、日本にも同様の規制があります)。

いくらムカついたとしても、DRMを破ってはいけません。