BCNのシリコンオーディオ記事について

発端は、
デジタル生活応援サイト BCNランキング
について、
「ウォークマンがiPodを逆転?!」の数字はこうして作られる | デジモノに埋もれる日々
という話があったこと。
で、先日の
デジタル生活応援サイト BCNランキング
の記事について再度盛り上がっているわけです。

で、俺なんかは
「やっぱりソニーって結構売れてるんだねぇ。店頭でも人気あるしね」
なんて思っちゃったんだけど、結構その記事に疑問を呈するブログエントリも多いみたいで。


SONY復活は本物……なのか? その1
から続くエントリ。「その1」「その3」はまあ納得の行く内容なんです。

でも「その(2)」の中にある、カテゴリについての記述はどうかと。


BCNの最初の記事でのシリコンオーディオのカテゴリが、
「1GB以上/未満」で区切られていて
先日の記事でのカテゴリが
「512MB超/以下」で区切られていたことについて

発売1ヶ月が過ぎて、出版社におけるPOSデータの初動とその後の鈍化に見られるような、都合の悪い数値が出たのでカテゴリーを変えたのではないかという疑いが拭えませんね。

なんて言うのはさすがに言いすぎではないでしょうか。


ちょっとでもシリコンオーディオに詳しい人間なら、
「1GB未満で512MB超の製品なんてどう考えても超レアで無視できる存在」で、
そしてソニーAppleではそのゾーンに収まるラインナップがないんだから、
その部分の表現が変わったところで今回のランキングの順位には影響しないっていうことくらい、
ちょっと調べりゃわかるはずなんです。


でも詳しくない人間にはすぐにはわからずこう思うかもしれないのです。
「カテゴリが変わったのはきっと都合の悪い数値が出たからなんだろう」
シリコンオーディオの店頭のPOSデータでも実際にはAppleが優勢だったんだ」
実際にはカテゴリは変わってないに等しいのに。


スリードを誘う記事を批判する文章が逆にミスリードを誘うような内容になってしまっているのは、
なんていうか残念というか。俺が考えすぎなのかもしれませんが。