http://homepage3.nifty.com/takeda-toshiya/rx78/index.html にRX-78のエミュレータがあり、
このROMの吸い出し方はカッコいいなと思いつつ子供の頃からの謎だったVRAM構造について調べてみたわけだが、
エミュレータのソースを読んでもやっぱりわからなかった。
RX-78というパソコンのグラフィック系のスペックは下記のように非常に不思議な感じのするものだった。
グラフィック表示:192×184ドット
カラー表示:27色ドット単位で色指定可(6画面+バックグランドに指定可)
画面数:最大6画面+バックグランド
その他の機能:プライオリティ指定可、6画面中のキー及びタイマー割込み可
集合知時代になったのでgoogleで検索すれば出てくるかと思ったがいまいち。
唯一
「VRAMが6プレーンあって、各プレーンごとに27色から1色選べる」「VRAMは15KB」
とかいう情報が見つかった(http://homepage3.nifty.com/takeda-toshiya/rx78/tech.html)。
しかしやっぱり計算が合わない。192x184x6(bit) = 29496 bytesになってしまう。本体に載っているRAMの総量が30KBのようなので、29KBがVRAMなわけがない。
エミュレータのソースを読んだところ、(メインRAMとは別に)30KB分をVRAMに確保していた。謎はまだ解けないままだ。
エミュレータの作者も「謎」と書いているので本当に謎なのだろう。
ただ謎なのが、VRAMの容量。
http://homepage3.nifty.com/takeda-toshiya/rx78/diary.txt
192x184/8で、1プレーン辺り4416bytesを使用します。
これが6プレーンで約26kbytes。
本体に実装されているRAMが最大で30KBなので???
もしかしたら、プレーン4-6は画面サイズが192x(n<184)なのかもしれません。
この辺は実機で要調査です。