速度計測とか

遅まきながらBeagleBoardでAngstromのデモを動かせたのと、
あとtoolchainが使えるようになったのでいくつかプログラムを流し込んでベンチマークとってみたりした。


姫野ベンチの結果

Loop executed for 102 times
Gosa : 2.119684e-03
MFLOPS measured : 28.354212 cpu : 59.240052
Score based on Pentium III 600MHz : 0.345783

PentiumIII 600MHzの1/3程度の速度ってのはだいたい想像どおりかな…


姫野ベンチのコンパイルオプションは下記のような感じ。mfpu=vfpをつけないとコードサイズもでかくなるし速度も遅い。

arm-none-linux-gnueabi-gcc -O3 -mfpu=vfp -mfloat-abi=softfp -mcpu=arm1136jf-s -DSMALL himenoBMTxps.c

20秒くらいのWAVファイルをエンコードしたときのLame3.97のエンコード速度

Encoding as 44.1 kHz 128 kbps j-stereo MPEG-1 Layer III (11x) qval=3
Frame | CPU time/estim | REAL time/estim | play/CPU | ETA
779/779 (100%)| 0:26/ 0:26| 0:28/ 0:28| 0.7562x| 0:00

                                                                                                                                                            • -

kbps LR MS % long switch short %
128.0 0.1 99.9 99.4 0.4 0.2

実時間に間に合ってない… これはちょっと残念。



(5/6追記)
コンパイルオプションのmcpuは、-mcpu=cortex-a8が正しいような気がする。そのコンパイルオプションに変えてバイナリを作成してみたが、速度もコードサイズも殆ど変わらなかった。