ClearTypeは単なるオーバーサンプリングとは違う。
オーバーサンプリング+サブピクセルレンダリングとも違う。
端的に言えば水平の線はアンチエリアシングされなくて、必ず整数ピクセル幅になるという感じだ。下記はTahomaをClearTypeで表示させたものを2倍拡大したところ。
水平のラインがぼやけたりせずに1ピクセルか2ピクセルの幅に矯正されている感じで、俺はClearTypeのこういうところが結構好きだ。
なので、このへんを理解せずに「MacOSXのほうがWindowsXPよりもアンチエイリアス性能がいい」とか書いてる人を見るとなんかムカつく。
で、メイリオのスクリーンショットを見ると、普通だったら傾けた線にしてしまいそうなひらかなのラインが結構水平にそろえてあるような気がする。
なのでメイリオはやっぱりClearTypeで見るべきフォントなのであって、ここのスクリーンショットのようなMacOSXでメイリオを表示してみた結果はメイリオらしくなくてなんかイマイチだと個人的には感じる。