デスクトップPCにはWindows8 Release Previewが入っていたのだけど昨晩出張前にAndroid端末のSDカード内のデータをPCのHDDにバックアップしとこうと思い起動したところ、「試用期限がExpireしているので正規版をインストールせずにこのまま使い続けるなら1〜2時間ごとにリブートするぞ」的な警告が出て、そしてAndroid端末をUSBでつなげたところうまく認識されなくて(結局それはUSBケーブルが壊れていたのが原因だったのだけど)、作業時間が1時間を超えそうだったのでせっかくなので買っておいたWindows8製品版をインストールすることにした。
時間はかかったけどなんのトラブルもなくインストールできた上に、以前CP→RPのときには初期化されたブートローダの設定なども引き継がれたので特に変わったことはなく。強いていえばデスクトップのウインドウの枠の部分が半透明じゃなくなったせいでやたらウインドウ枠の自己主張が激しくなったように感じることくらいだった。
だいたいウインドウ枠とかのクロムと呼ばれる部分が目立つことは悪いことだとMicrosoftはちゃんと認識しているはずで、たとえばMicrosoftのオフィシャルのBLOGにも下記のような記述がある。
これとは反対に、デスクトップ アプリには大量のクロムがあります。これらのウィンドウをすべて画面に追加していたら、ユーザーの注意は大量のクロムに奪われてしまいます。Aero は、アプリのコンテンツに注目を集め (英語)、Windows システムの UI は背後に下がるようにデザインされました。これは現在でも意味を持っており、私たちは Aero の先へ進もうとする中で、この目標を見失わないように心がけています。
http://blogs.msdn.com/b/b8_ja/archive/2012/06/06/windows-8-user-experience.aspx
しかし実際にはたとえば上記記事にあるWindows8のデスクトップでエクスプローラを表示したスクリーンショットにあるように、ウインドウ枠部分とリボンUIによってウインドウの25%以上の面積が使われてしまっていて実際のコンテンツ表示部分はとても小さくなっているので、「言ってることとやっていることが違うじゃないかお前ら」と思ってしまった。ウインドウタイトルバー部分の左上にアプリのアイコンが出るようになったせいでタイトルバーの太さが太くなっていて逆に面積を取るようになってしまっているのとか、かなり納得しがたいと思う。