いろいろな意見があるけれど

なんだかんだ言って数千万人が使う、しかも1日1回起動して処理をしないといけないようなアプリに対して、あのような重フレームワーク使って何も思わないというのは、個人的にはちょっとイマイチだなと感じている。

 

 

COCOAのアプリの機能を聞いた感じだとネイティブで作ったら10MB未満の大きさのアプリにできるはず。それがいま僕のiPhoneに出てくるCOCOAのアップデートは154.9MBもある。この無駄な150MBを2000万人のユーザが全員抱えてしまっている。コードサイズが大きいことは起動時の端末の電池消費量も大きくなるし、端末のメモリ残量が減ったときに殺される可能性も高まる。どんな技術にも一長一短がある、というのはわかるが、目標として日本人全員に使ってほしいアプリに、そのiPhoneネイティブやAndroidネイティブの開発をケチることの妥当性は、なんかそのへんの「良かったら使ってみてね」アプリとは根本的に違う基準で判断しないといけないと思う。そしてこっそり動くから「バグったのは見たらわかるから教えてね」とかでは全然だめで定期的にちゃんと動作しないといけないことが求められているようなサービスを本当に正しく実装できるのはフレームワークのドキュメントをちゃんと読んで中身を理解できる人で、そういう開発者は割とレアなんじゃないかなあ。