GPD microPCは分解できて簡単にSSDを交換できるとのことだったので、256GBのSSDを購入してUbuntuをインストールしてみた。
なお、使ったSSDはAmazonで売ってる「Zheino M.2 NGFF 2242 256GB SSD SATA3.0」というやつで、いまだと3899円の値段がついている。めちゃくちゃ安いじゃないか。いつも職場で顔を合わしているやつらとかとの飲み会に参加するよりはこれを買ってUbuntuとか入れたり消したりするほうが断然将来の役に立つのでは? あるいは10連ガチャを4回まわすような値段だろ? そりゃ買うよな? みたいな気分になってくる。
最初はWindowsのまま240GBなり256GBなりの大容量なSSDにして使おうと思っていたので、もともと入っていた128GBのSSDをパーティションごとコピーするツールでコピーして動かそうとしたんだけどうまくできなかった。Windowsを再インストールすれば使えることがわかった。そしてWindowsに飽きてきたのでUbuntuを入れることにした。
最初はUbuntu 19.04を入れてカーネルを追加でインストールする下記のやりかたを試そうとしていた。
第576回 GPD MicroPCにUbuntuをインストールする:Ubuntu Weekly Recipe|gihyo.jp … 技術評論社
でもインストールはできたのだけどどうもうまく動かなかった。素のUbuntu 19.04では使えていたWifiがカーネルをインストールすると使えなくなったりして謎な感じだった。
なので諦めて正式に対応が表明されているUbuntu Mate 19.10 Alphaをインストールして使うことにした。
Ubuntu MATE for UMPCs | Ubuntu MATE
こっちは何も考えずにインストールできたし、ボリュームキーやディスプレイ輝度の制御キーも使えるし、ヒンジ開閉もちゃんと検出できており、実際に実用にできるような感じだ(しかしAlpha版だからいろいろ不安定な部分がありそう)。個人的にはMateのユーザインタフェースよりも素のUbuntuのほうが好きなので、Ubuntuの19.10が出たらもういっかいMateじゃないほうのインストールを試してみようと思う。
ところで分解動画は下記のYoutubeにあるのだけど、SSDの換装に必要な分解は最初の1分30秒までの裏蓋をあけるところまでである。
しかしこの裏蓋をあける作業がやたらキツい。この動画では簡単に開けているように見えるのだけど、僕が非力なせいか毎回10分くらいかかっている。噛み合っている筐体の爪部分を削れば簡単に開くようになるとは思うのだけど、そうすると組上げたときの剛性が弱くなってしまうだろうから(筐体を削るような対応は)あまりやりたくない。みんなは苦労していないのだろうか?