Xperia 10は良さそうかと思ったけど

Xperia 10、激しく大きいわけじゃないしイヤホンジャックも復活したので一見いい感じに思えたんだけど、XZ2 compactあたりと比べると当然XZ2 compactはハイエンドだけど10はミッドレンジなので割としょぼい感じになっている。

 

今日本では輸入品が45000円程度で売られているようなのだけど実際のところSnapDragon 630で3GB/32GBでこの値段は割と高すぎる感じがする。日本で売るにしても4万円切る価格に落ちてこないとZenfone 5Qあたり(SD630で4GB/64GBで36000円くらい)と比べて割高感が出て苦しい気がする。

Appleで新品50800円(税別)で売っているiPhone 7とも比べられてしまう。iPhone7はイヤホンジャックがないしmicroSDカードも入らないので32GBで苦しいかもしれないけど速度は倍くらい速いしiOSも2年間は最新を使い続けられると思う。

でも4万円切る価格にはなるだろ多分。そう期待したい。SIMフリー端末としては。キャリアの分離プラン導入で、なんだかわからないけどキャリアからの最初の契約のときだけ1万円くらいの報奨金が出て45000円が実質35000円みたいな感じで売られたりすると残念な感じになる。

ここ10年の革新的なゲームというエントリを見て2013年の夏について思いを馳せた

この増田の記事が目に入ってブクマを見て、ここ数年で新しい感があったのは、艦これとかCookie Clickerくらいかなあ… みたいに思ってたら記事の反応もだいたいそんな感じだった。

anond.hatelabo.jp

 

2013年の初夏から秋にかけて、僕は、艦これ・Cookie Clicker・そしてラブライブ!スクールアイドルフェスティバルSkyrim、さらにはPSO2を始めていた。あの年は今から考えるとなんだか元気だったっぽい。

 

 

ブックマークにいろいろ意見が出ていて、でもいろいろ思うところはあるなあ、って感じだった。

  • 擬人化育成ゲーの開祖
    → 「萌え萌え二次大戦(略)」と「ネプデューヌ」をどう考えるかで評価かわりそう。擬人化というだけだとそれこそカオスエンジェルスとかまでさかのぼってしまうので個人的にはそれが革新的だとは思わなかった。あのひたすらストイックなレベリングや轟沈が今の時代にでてきたのは個人的には割とショックだったが。
  • ラブプラス
    → いやあれが新しいと言われても、割とあれNintendogs風味だったじゃん(それかあゆみちゃん物語っぽくもあった)。
  • PUBG
    → バトルロワイヤルものはこれが初なのか? と言われるとボンバーマンで5人対戦してたときのやつが割とバトルロワイヤルな雰囲気だったんだよな。サターンボンバーマンでは10人対戦とかあったわけだし、だんだん活動可能エリアが狭まってくるところとか似てるだろとか思っちゃうけどどうなんだろ。
  • ところで
    以前から似たようなのはあったけど、出来が良かったり物量へのコダワリがすごくて「そういうゲームもありだね」って認識された、というのが革新的という枠に入るのなら、Shenzen I/OもEuro Truck Simulator 2もFactorioもMy Summer Carも全部革新的なのか? とかいう話になってくるし難しいよな。

そんなわけで全く他の誰も挙げていないんだけど個人的に「ぶろっくぴーぽー」と「え〜でる すなば」、そして「デコボコクレーンカンパニー」を世に出したセガのがんばりを評価したいと思った。

レッツノートの調子が悪いと悩んでいる人にタイムリーに助言できなかった話

去年の夏に別の部署の人としばらく毎朝ミーティングをするような仕事があった。

その人は割と新しいレッツノートを持っていたんだけど、「最近調子が悪くて、急にスリープに落ちることがある」と言っていて、僕はあまり深く考えずに「そうですか… それは大変ですね」と返していた。

 

 

しばらくしてふと思い出した。最近のレッツノートは開閉検知をホール素子かなにかの磁気センサーによって行っていて、その素子が配置されている部分はパームレストの手前のどこかになっていることが多く、その部分にディスプレイ側に仕組まれた磁石が近づくと閉じられたと判断するのだ。そしてその人はよくノートPCの上にスマホや携帯スピーカーを置いたりしていた。スマホによっては背面にスピーカーがありその部分はそれなりの磁力を発生させていたり、ケースに磁石が仕込まれていたりする。つまりパームレストの特定位置にスマホを置くだけで液晶が閉じられたと誤検知されることがある(そして僕もたまにイヤホンがパームレスト上に当たることによっての開閉誤検知を発生させている)。

僕はノートPCを閉じた場合にも自動的にスリープに入らない設定にしているので、誤検知されても画面のバックライトが消えるだけで、「ああ、なんかあたってるな」と思ってすぐに復帰できていて、特に問題視していなかったのだが、デフォルト設定では液晶閉じたときのアクションはスリープだから、ふとした拍子にスリープに入ってしまうことはあると思う。

もしそれが重要な会議前などだったら焦るだろう。でもこれは原因がわかればさほど焦る必要もないような話であった。そのときに気づいていれば教えてあげられたと思うけどもうそのタイミングは失われてしまったのでちょっと残念だ。

 

 

別にレッツノートに限った話ではないと思うが、もしこれを防ごうと思うなら開閉検知を他の手段で行うようにするか、あるいは2つの素子を左右の離れた位置に用意して同時に反応した場合を条件とすればいいと思うが、少しでも部品を減らして0.1gでも軽量化しようとしている方向性とはトレードオフになるので、割と悩ましいところなのかも。

Raspberry PIの電源制御ボード OnOff SHIMを買ってみた

素のRaspberry PIの電源をオフにするときの操作はshutdownコマンドのあとに電源ケーブルを抜くという形になり面倒な感じだった。電源制御ボードというのを付けることでそれが改善されるというので物色していたところ、OnOff SHIMという安くて小さいやつがあることを知り購入してみた。

(他にももっと高機能なHATがいくつかあったけどこの小ささに惹かれた)

 

www.switch-science.com

 

GPIOピンにはんだ付けするのはちょっと怖いのでピンソケットを使って接続してみた。ボタンで電源on & ボタン長押しでシャットダウンシーケンスが走った後自動的に電源オフになる。便利。ただちょっと基板がヤワい感じなので電源ケーブル(microUSB)の抜き差しとかピンソケットを外したりするのは注意しないと壊れそう(特にピンソケットのはんだの部分が)で怖い。

 

 

ボタンが押されたことを検知してシャットダウンする部分の制御は割とシンプルなプログラムで出来てそうだったので読んでみた。pythonスクリプトで書かれていて、1秒に1回raspi-gpioでボタンの入力をポーリングして押されていればそのあと1秒間の長押し検出に入るコードになっていた。これはこれでシンプルで実用になっているし悪くないのだ。

 

しかし、僕らが作っている商品ではこういう作り方はできない、富豪なコードだと思った。たとえ全体のCPUパワーがこのPI 3B+を全く上回っていたとしても、たぶん1秒に1回pythonスクリプトが定期的に動いてそこからプロセス生成を含むコマンドが呼び出されるというところがもう無駄にCPUパワーを使うというところでダメであり、押したタイミングによって必要な長押し時間が最大1秒変わってしまうというところもダメだ。同じpythonでやるにしてもRPi.GPIOを使えばもうちょっといい感じにできるんじゃないのか? とか思ったんだけどそうすると割と初心者には難しいプログラムになってくるし、これくらいのユルさが許されるのがいいのかなとも思った。

XPERIAの不調に思う

ソニーの2018年度3Q決算によればXPERIAが不調とのことで、XZ2に対するユーザたちの落胆度合いを見てりゃそりゃあのデザインでは日本では売れないだろうな…というのはわかるんだけど、じゃあなんであんなデザインにしてしまったのか? というのは割と謎だ。

 

2015年くらいまでのXPERIAの良いところは何だったのかというと、一般的には音質が良くてカメラがいい、そして個人的にはさらに、割とデザイン的にいい感じの場所(背面左上隅)にある背面カメラと、4.6インチのCompactのモデルが重要なんじゃないかという感じだった。それがXPERIA XZ2は背面のデザインがかなりダサい感じに見えるし、イヤホン端子がなくなってデジタルオンリーになり音質面で強さを主張できなくなってしまった。そしてXZ2 Compactは5インチ液晶になって大きくなり、iPhone7より30g・iPhone8と比べても20gも重い端末になってしまった。そりゃiPhone8買うって。いくらiPhone8がダサいって言ってもXPERIAも似たようなものになってしまっているわけだし。

 

Compactの系列は、Z3 Compact以来新機種が発表されるたびにちょっとずつ重くなっていくので毎回残念だと思っていたんだけど、XZ2 Compactは特に残念だった。

129g(Z3c) → 138g(Z5c) → 135g(Xc) → 143g(XZ1c) → 168g(XZ2c)

 

小型化がソニーアイデンティティじゃなかったのか。他社が大きいのを作るから僕らも大きくして、大きくなったから重くなっちゃいましたとか、そういう発想はおかしいだろ。僕の周囲だけかもしれないが周囲の誰に聞いても「XZ2/XZ3は大きすぎる。XZ2 Compactは重すぎる」 というようなことを言っている。ここで小さいのを作らないようなのは顧客の声を聞いてないとしか思えない。

 

 

そして残念なのがカメラだ。もともとiPhoneがあまりカメラに力を入れてなかったときはXPERIAのほうがカメラ画質が断然上だったが、iPhone4sあたりで並ばれてしまい、そしていつのまにか静止画を「その撮影画像をぱっと見たときに綺麗に見えるように撮る」ということにおいては完全に逆転されてしまっていることは目の肥えた人になら明らかだったのではないか。たとえばdpreviewというサイトではXPERIA XZのレビューでは下記のように厳しい評価を受けていて(評価点の比較ではその1年前に発売されたiPhone 6s plusにすらボロ負けしており、勝っているのはシャッターボタンがあることだけだ)、そしてXZ1以降はそもそもレビューすらされていない。

 

Sony Xperia XZ camera review: Digital Photography Review

So, while there is currently a lot of camera innovation to be found in the the high-end bracket of the market, it seems like Sony has only made incremental improvements to its smartphone cameras and imaging apps ever since the first Xperia with 1/2.3" sensor, the Xperia Z1, was launched back in 2013. As a consequence, the Xperia XZ is struggling to stand out among its highly competitive rivals.
With its solid construction, environmental protection, good screen and responsive operating system the Xperia XZ is a very good smartphone in general use. However, while camera performance is by no means bad, some rivals currently have more to offer to mobile photography enthusiasts.


現在のハイエンドスマホ市場ではカメラに関するイノベーションがたくさん出てきてるけど、ソニーは最初の1/2.3センサーを使ったXperia(2013年発売のXperia Z1)を出して以来、ちょっとずつしか進化してきてないように見えるぞ。結果として、Xperia XZは競争力のあるライバルたちに埋もれちゃってる。堅牢な構造、環境に優しいとか、画面が綺麗でOSの反応がいいので、Xperia XZは普通に使う分には非常に優れたスマートフォンなんだけどさ、カメラの性能は決して悪いわけではないけど、他の機種はもっといろいろ良くなっているので。

 

そして以前なら画素数の多さで騙せていた素人たちにとっても、背面にあるレンズの数が1個しかないというところで、レンズが2個並んでる中華スマホのほうが良いのではないかと判断されてしまうような事態になってしまった。

 

そんなわけで、イヤホンジャックを復活させて、(4K動画とか超高速連写とか960fpsとかそんなのはどうでもいいから)もっと静止画がちゃんと綺麗になるようにカメラを真面目に考えてあとシャッターボタンは(とてもしょぼいけど)唯一iPhoneに勝ってるところだから絶対に外さないで、そしてコンパクト軽量なやつを作ってくださいお願いします。

モバイルバッテリー QE-AL201を買った

先週ヤマダ電機にたまたま偶然立ち寄ったところ、パナソニック製のACアダプタ一体型モバイルバッテリーが安価でワゴン売りされていた。パナソニック製は割と安心感があって良い。このモバイルバッテリーを普通に使っていて、万一火を吹くなどした場合、きっと交換したり原因究明してもらえるに違いない。

 

理由はPSEマーク関連だそうで、その後下にあるようにネットでも話題になっていた。

 

internet.watch.impress.co.jp

 

QE-AL101とか202とかいろんな種類のものが売っている中で、以前から欲しいと思っていたQE-AL201を発見したので購入した。QE-AL201は、下記の記事にあるようにUSB機器につないで電力供給している状態で、バッテリをACにつないで充電状態にしたり、ACから外して放電状態にしたりを繰り返しても、USB機器への電力供給が途絶えることがないということで、以前から欲しいと思っていたのだけど、欲しいと思った頃にはすでに流通在庫しかない状態になっていたので購入を躊躇していた。

kitto-yakudatsu.com

 

家に帰って実際に試してみると、確かにRaspberry Pi 3B+に給電しながらACに挿したり抜いたりしてもRaspberry PIは動作し続けており、電源断しなくても部屋を移動したりすることができる。これは素晴らしいと思った。買ってしばらくしてから気づいたのだが、付属のケーブルを使うとスマホの発熱を検知して自動的に給電を止めるという独特な機能があり、これもRaspberry Piにずっと給電し続けるような用途では安心感があってとても良い気がする。繰り返し使用可能な回数が2700回とやけに多いのだが、満充電・放電を繰り返してこんなにサイクル寿命が出るわけがないので電池のフル容量を使っていない(レッツノートのエコモードのような)挙動をしているのだと思うが、それで容量の割に重いような気がするので本当にモバイルバッテリーとして使う分には微妙かもしれない。

iPhoneが液晶をやめてOLEDだけになったらGUIの潮流が変わるかもしれない

ハードウェアデザインの差別化のために扱いの面倒そうな高いデバイスを使うというのはなんとなく凋落していったソニーがそうだったような印象があってあまり好きにはなれない。OLEDは焼付きの問題があるので僕は長く使うデバイスに関してはLCDであってくれたほうが嬉しい。しかもLCDのほうが安くて消費電力が少ない。今後廉価なものは出さない方向なのか、それともOLEDが十分に安くなると踏んでいるのかはよくわからないけど、おそらくこれはAppleがOLEDモデルとLCDモデルが両立していることの面倒さにぶち当たったのではないかという気がする。

 

OLEDの消費電力を抑えるには高輝度で点灯しているピクセルを減らせばいい。Retina Displayの高精細差を目立たせるなら黒い背景に高輝度な細いラインで文字が書かれているような感じの画面が、デザインの差別化の観点からも望ましい方向になると思う(黒い額縁部分との一体感も出る)。しかしそれはLCDにとっては割と苦手なタイプの画面である。LCDでそのような画面を表示すると、高輝度なバックライトのほとんどの光を液晶で遮ってしまうことになり無駄が大きい。液晶に気をつかって今の(iOS 7から続いているような)白基調の画面を使うとOLEDの良さをあまり生かせない。

 

そんなわけでiPhone全モデルがOLEDになる、あるいはOLEDになってしばらくしたタイミングで、iOSのUIデザインが一新される可能性はわりと高いと思っている。今でもAppleのサイトに行くとiPhoneを選んだときだけ背景が黒基調になっているが、最低でもあれが全般に適用されるような感じに画面の雰囲気が変わるはず。それに影響されて世界全体のUIの潮流が変わっていくかどうかは知らないが、少なくともいまのAppleiPhoneの商品ページは、すでにiOS7で提唱された境界線がなくグラデーションを使うフラットデザインではなく、できるだけ真っ黒な背景に、どうしても必要なときには白いくっきりした境界線を引くようなデザインに変わっている。いまのiOSにみんながいま慣れているからといって、白基調ですりガラスレイヤーを使ったUIを5年後の製品に何も考えずに提案しているとまずいことになるかもしれない。